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TTR125を仕立てるvol7 (〜オイル交換をするぞ編〜)

今回はTTR125チューンネタとはちょっとだけ方向性を変えてみて…

番外編です💡


・オイル交換をする🛠️

バイクに限らず、エンジン付き乗り物を維持する上で欠かせない作業でもあり。

ライダーさんのDIYではほぼ序盤に通る道

オイル交換。。。

単純ですが奥の深い作業で、オイルチョイスはモータースポーツには永遠のテーマでもあります。

そんな作業をご紹介して参ります。


TTR125(この系統エンジン)は跨って左側(チェンジペダル側)にドレンボルトがあります。

まずは基礎データ
オイル交換時 1000ml
ドレンワッシャー M12(内径)×20mm(外径)
締め付けトルク 2.0kg

頑丈なアンダーガードを装着している前提の話ですが、ペットボトルをザックリとカットしたオイル受けレールがあると非常に便利です👍

こんな感じに工夫してみましょう!
アンダーガードの隙間に敷いているゴム板とエンジンの隙間に差し込むだけ。

コレだけでも作業効率が格段に上がります⤴️

しかも汚れないですし⭕️

オイル交換時はメンテスタンドには「立てないで」

サイドスタンドでやった方が楽です。

ここで急にTTRのクランクケースを割った図!

左側ケース
両方とも

この画像を見るとわかるんですが、オイルが抜ける通路が一番底部に溜まってるのが少し抜け難い構造(通路)になってます。

これは何度か反対側に傾けて戻すか?
そこそこで妥協するか?

です(⌒-⌒; )

話は戻りまして…

普通にオイルを抜きます🛠️

オイル抜き

そうしましたら、、、ポイントです💡

・ガスケットは必ず新品
・最初のアプローチは必ず手締め

ガスケットは必ず新品を入れ、最初は手締めで締めます。

ガスケットは潰れてナンボで、確かに数回は再使用も出来ます…が⁈

一枚数円のガスケットをケチって何かトラブルに遭っても嫌だし😅

が自分の考えです。

最初に手締めで締めるのも舐めるリスク回避の為です。

ガスケット(ストレート製)

ガスケットはまとめて買えば高くもないので😅

また、TTRはクラッチカバーを開けるとメッシュのストレーナーが付いています。

何かのタイミングで開ける際は詰まりをチェックしてお掃除するのも大切です✌️

メッシュストレーナー


オイル交換の頻度になりますが、用途や求める水準は人それぞれです。

自分の用途だと

10w-40(練習とか)か15w-50(本番)

を大体5時間毎くらい(またはレース直前)で交換してます。

普段(練習や短いレース)はヤマルーブプレミアム 10w-40

夏場や3時間超の長丁場レースの際は15w-50とかの固めオイルにします(最近はワコーズ トリプルR)

高級でイイオイルを使い続けるのは間違いないのですが…

そこはご自身のお財布事情と相談しながら上手にやってみましょう🙆

タレ具合は走りながらクラッチワイヤーの遊びの変化を目安にしてペースを調整します。(その為に先に紹介したクラッチホルダーに替える必要があります)


また下の写真は過去に中古ノーマルシリンダーに新品ピストン周りを組んで1〜2年で約10レース近くスピード系〜ハード系に殆どヤマルーブプレミアムのみを使い続けた(ここぞだけニューテック)腰上バラした際の実物。

開けて見ての状態も悪くなかったので、やはり交換頻度が大事なのかな?という思想に至りました_φ(・_・

使い込んだやつ
まだ全然いけました👍

整備のお勉強、最初の課題にはオイル効果はアリかと思います🙆‍♂️

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