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TTR125を仕立てるvol10(〜フロントフォーク編〜)

早いもので

vol10‼️

となりました!

いつも見て下さっている方々ありがとうございます😊

ぼちぼちバイクの核となる部分にも触れていこうと思います🙆‍♂️

今回はフロントフォーク編です。

バイクと言えば「エンジン」か「サスペンション」か⁉️と言われる位に大切な部分であります。

では参りましょう。


・旧型か新型か⁉️

知らない方が多数と思われますので、一番最初に大切な事を言いますと…

「旧型」〜07と
「新型」08〜現行
では

フロントフォークの互換性はありません🙅‍♂️

形状自体はボトムケースの差異はあれど似ている両車。

ですが地味な仕様変更が入りまして

・旧型…30mmフォーク
・新型…31mmフォーク

となっています。

勿論ステムから別物です。

余談ですが旧型も

・セルなし
・セルあり

でフォークが違います…が!

こちらは
・バネ形状
・カラーありなし
・イニシャルアジャスターありなし

の違いで当時は部品交換でパフォーマンスアップ出来ました。(今は色々廃盤)

とりあえず旧型の話から…


・旧型フォークを仕上げる!

まず基本データから

・セルなし…油面130mm(スプリング339mm)
・セルあり…油面125mm(スプリング453.6mm)

指定オイル…ヤマルーブG10

スプリングも全く違うのと、セルありの方はセットも気持ち固めです。

旧型は特に大人体重な人が乗るとポヨポヨ気味になります。

それをシャキッとした脚にする為に

ハードスプリングを導入します。

物によりますが固すぎるバネを入れるとバネバネしくなってしまい、バイクが跳ねやすくなります。

ライダーさんの好みや用途もあるので、一概に正解は言えませんが。。。

ここでは自分なりのセットでいかせて頂きます。

旧型フォークの場合、今でも手に入るパーツは、、、

DRCのフォークスプリング

になります。

DRC


メーカーHPにはノーマル+30%と書いてます。

MXコースでバンバン遊ぶならコレはアリです🙆

ただエンデューロ向けの作り方を考えましょう。

大事がある方や固いのが好みなら30%でもOK👌

ガレ場とかでバネ強過ぎて疲れない作り方の工夫ですが

2本ある内の片方だけ使う❗️
つまり片方だけハードスプリング、反対はノーマルスプリングと言う使い方。

コレもかなりアリです。

ざっくり丼勘定ですが😅

2本=30%なら1本=15%強化…的な感じです。

これも固過ぎず柔らか過ぎずでアリです🙆‍♂️

ちなみに今日現在だと旧型フォークはインナーチューブが廃盤なので、なんとか予備を確保したい所であります😅


・新型フォークを仕上げる❗️

新型は旧型より1mm太いだけでなく、また色々違います。

STDデータ
現行型…油面134mm(スプリング469.4mm)
指定オイル…ヤマルーブG10

ただ今現在ホットな車両であるので早速アフターメーカーからスプリングがリリースされているのも強みです。
・ノーマル…レート 3.54n

・ケンズパワーさん…3.93n (前約10%UP)

・サスペンションエッジさん…F 4.1n(前約16%UPのシングルレート)

・DRCさん…F 4.6n(前約30%UP)

※公表通り計算なら

ちなみにDRCのバネは新旧で品番と長さが違います。

DRCの
左…旧型ハード
右…新型ハード

自分は早めにDRCを買ったのでDRCを片方だけ入れて、オイルを再調整してます。

新型は旧型に比べてノーマルでもカッチリ感はありますが、仕上げてあげるとよりキビキビ走り易くなりますのでオススメです✌️

自分は最近は固いスプリングを入れたら

固いオイルを少なめに

が好みです。(あくまで自分はです)


勿論ですが前脚も仕立てたらバランスよくする為にリアも仕上げていきます🙆‍♂️

…次回に続く

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