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TTR125を仕立てるvol6(〜ブレーキ・クラッチホルダー編〜)

・ハンドル
・ガード類
・ホイール
・スプロケ&チェーン
・お山向けプチ加工

と来まして

第6回となりました❗️

ここまで読んで頂きありがとうございます🙇‍♂️

今回は

ブレーキ&クラッチホルダー編

となります。

最初から装着している物で満足の方はそれでよいかも知れませんが…

「もっとよくなるかも?」

と考えた上で自身で使っている物を紹介していきたいと思います。


①ブレーキに着手する。

まずフロントブレーキを見てみましょう。

これはフルノーマルの頃

もうパッと見ただけで

ブレーキホースの回し方?長さ?がおかしくないか⁉️

と気が付く方もいると思います。

正確な計測はしておりませんが

新型は妙にホースが短い❗️(気がする)

コレをシャキッとさせる為に

「メッシュホースを導入」します‼️

わからない方向けにサクッと説明しますと

純正ゴムは少なからず油圧が掛かるとホースが膨張してロスが出るので、金属メッシュ製のホースに替えるだけでレバータッチがシャキッとしてまるで制動力が上がった…かのようなフィーリングになります。

実際にも握った分だけバチッとしたフィーリングになる傾向にあります。

自分は更にもう一歩

「YZのブレーキマスターを使います」

純レーサーのYZのマスターでピストンを押すフィーリングも向上させます。

トレール車ではYZ250系に使われる「ニッシン製3/8マスター」を使う事が多々あります。

TTR125はノーマルが11mmマスターでして、小径ピストンになると

同じレバー握り具合でも、よりバチッと握ったよいたなフィーリングになります(要メッシュホースですが)

…が自分は11mmマスターのフィーリングが好きなので

「現行YZ85系のマスターを丸ごと使います」(22〜23年とかの)

ヤマハのレーサー125〜250は大半が3/8マスターになってますが、85だけは11マスターです。

ありふれたレーサーのパーツを使う事により、部品調達性もよくなります(不意のトラブルでも誰か持っていたりする)

メッシュホースはホースのみ長さ売りのやつを買いました(1100mmくらいの)

バンジョーボルトやバンジョーは別途調達しましたが

「ステンレスを使いましょう!無いなら鉄でいいです」

競技の特性上バンバン転ぶんですが、アルミ性は割れたり折れたりする危険もあるし、普段の整備でもボルトに強度がないのでまともなトルクなんて掛けれません🙅‍♂️

ファッション(カラーアルマイト付き)とか安いから〜でアルミを使う方もいますが

「ブレーキ壊れたらそこで試合終了ですよ💧」

てな訳でちょい高いんですがバンジョー系はステンレス!(でなくても鉄)がよいです。

ヤマハのYZとかに使っているバンジョーボルトなんて鉄で薄いしぶつけ難いように最小限の形をしているのでソレも悪くないです。

この辺一式

ちなみにオフロードバイクにメッシュホースを運用すると、ノーマルよりあまりに細いのでサスが動いてストロークした際にホースがクネクネ曲がったりと少々危なかったりします。

そんな際はひと工夫入れて対策です💡

対策済み

エアツール用のやや硬い量り売りホースを準備してヒートガンで温めて軽くクセを取りながらカッターで縦に切れ目を入れて嵌めます。

そしたら熱収縮チューブで両端を留めたらOK🙆‍♂️

ストローク時の擦れにも耐えてくれます👍

パッドも替えてあげたら尚良いのでしょうが、自分はマスターとホース着手まですれば最初は不満なくバッチリかと思います⭕️


②クラッチホルダーに着手する。

クラッチホルダーなんて替えてそんな変わるんか?と思いますが

「めちゃ変わります❗️」

有名所は

ZETAのクラッチホルダー

カッケーやつ!実売24000円くらい

ZETAのはリーズナブルなモデルもあります。
そちらは1万円しないくらい。


ZAPのクラッチホルダー

こちらは質感とコスパがヨシ!実売12000円くらい。

値段と質感のバランスがよい逸品。

ちなみに自身の愛用は…

「YZのクラッチホルダー一式」

信頼と安心のヤマハ純正品!

こちらは「現行のYZ85流用品」

何で純正?使い勝手どうなの?

順を追って説明します✒️


クラッチホルダーを替える理由

一番はレバー比が変わる事によるレバータッチとクラッチ切れの変化。

次にワイヤー遊びを調整しやすいか。

そしてレバー形状の変化(握りやすかったり転倒に備えて可倒式だったり)です。


TTRはちゃんと手入れすれば元から軽いです。

より軽く〜と軽さ追求するとキレに影響したりします。


ワイヤー遊び調整は走行中にエンジンがヒートしてタッチがフカフカになった際にそのまま無理して半クラ多用していると更にクラッチトラブルになるので、、、

やはりクラッチ遊びは簡単に調整出来る方がよいです。

この辺までは各社値段の差はありますが大差はないと思います(ZETAのはビジュアル的にはカッコイイですが🤩)

では自分がYZのを使う理由…それは

「部品調達しやすいから」です❗️

なんと言っても純正ですから☺️

午前中の内にバイク屋さんに頼めば次の日には来ます(ヤマハ専門店なら)

あと各社のより恐らく一番安いのと純正なりにしっかりした造りです🙆

自分はセロー等にも大半のバイクはYZクラッチホルダーです。

余談ですが4st系のYZ250FX(出掛けの)はクラッチセンサー付きのマスターは全く造りが違うのNGです🙅‍♂️

使うなら2st系で、125だとレバーが長く、現行85だと125のレバーエンドのボール1個分短いのでTTRには塩梅よいです🙆‍♂️

あと好みはありますが軽さ重視でエンジンに刺さっているレリーズアームの戻りスプリングを外してあげるのもタッチ軽量化には効きます👍


ここまで着手してブレーキ&クラッチも触るとそこそこ攻めれるマシンになって来ていると思いますよ☺️

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