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2024/11/22(金) 株式市況

【朝通信】

21日の米国株式相場は3指数とも上昇。Dowは1%を超える上昇となった。ハイテク株の一角は売られ、景気敏感株が上昇。ラッセル2000は2%近く上昇。朝方発表された新規失業保険申請件数は前週から6000件減少し、労働市場の底堅さを示唆。▼NVIDIAは上下に大きな髭付きの陰線だがプラスで終了。米司法省が裁判所にChrome売却を含む是正案を提出したことで、アルファベットが5%近くの下落。トランプ次期政権規制緩和期待で、ビットコインは10万ドルに接近。▼米国債は下落。利回りは、10年債が4.42%、2年債が4.35%とどちらも上昇。トランプ氏が司法長官候補に指名したゲーツ元下院議員が指名を辞退するとXに投稿。トランプ氏の政策実行する上で最有力候補辞退は今後の不透明感に繋がり米国債券は売られた模様。▼外国為替市場は、円は上昇して一時153円台に。地政学的リスクからの待避か。植田氏は都内の公演で「現時点で会合の結果を予測するのは不可能だ」と述べたことで、12月の利上げの可能性を残した。▼21日の日経平均株価は続落し、終値は前日比326円17銭(0.85%)安の3万8026円17銭に。前日の米ハイテク株安や決算を発表した米NVIDIAの時間外取引での株価下落を受けて、値がさの半導体関連株などが売りに押され、日経平均を押し下げた。東証プライムの売買代金は概算で3兆7207億円、売買高は16億8005万株。値下がり銘柄数は851。値上がりは731、横ばいは63。

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決算発表後のNVIDIAの動きが気になりましたが、無難に終えています。一旦は安心ですね。新規失業保険申請件数も予想を下回り、米国経済の堅調さは継続していそうです。
昨日の日経平均はなんとか節目の38,000円を維持しました。何度もこの部分意識されており、ここを割り込むと下落トレンドへ転じるところでしたので、踏ん張れたことは大ききと思います。
日銀植田総裁の公演は、12月利上げの可能性を示唆する内容でした。減少数与党政権下で、予算編成する重要な月に利上げできるのか?との懐疑的な見方もあります。
さて、米国3指数はいずれも上昇、SOX上昇、円高傾向、日経平均先物は190円高を背景に、今朝の日経平均株価は高いところから開始となりそうです。昨日は陰線で終わりましたが、節目はキープしたので大きく上昇を期待したいですが、25MAと75MAの狭間で苦しむ展開も予想されます。今夜の米PMI、ミシガン大学消費者信頼感指数は気になるところ。今日もマイルール徹底で慎重に行きましょう。

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