残業について
昨年度の終わりから,今年度の初めまでは,自分自身の残業が半端なかったと振り返って思います。
理由はGIGAスクール構想の担当になってしまったことです。
本当は,30歳の半ばを超えたあたりから,定時以降はなるべく学校にいないようにとちょっとずつ心に決めました。
中堅と呼ばれる年齢になり,学校にずっと残っていることの恥ずかしさも感じ始めていました。
そのための事務作業をスピーディに進めるスキルを磨きました。
その結果,ICT担当という分掌につくことになり,GIGAスクール担当に引き続きなってしまいました。
皮肉なものだと思いました。
自分の仕事を早く終わらせるためのスキルのために,逆に残業が増えたのです。
でも,なんとか今は軌道に乗り,ちょっとずつ早く帰れるようになってきました。
それも,日ごろから早く帰れるようにするスキルを考えていたからです。
学校の業務には、どうしても削れないものがあります。
対人商売ですから仕方ありません。
生徒指導対応や保護者対応なんかは,削れるだけ削ってもまだ残るのです。
でも,対人的な業務についても,そろそろ削っていく時期なのかもしれません。
では,自己研鑽はどうでしょうか。
自分の授業のために教材研究する。
教科の出版物を読む。
これが,勤務時間内にできることが本当は理想ですが,現実には無理です。
でも,そういった教材研究や授業づくりをしないと,実は成立しない仕事なのです。
僕はそれで体を壊しました。
そういう仕事なのです。
林
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