塾講師の戯言

65日目。

「勉強なんて社会に出てから使うことないからやる意味ない」
なんてことを言う人がたまにいる。
その人の価値観だからとやかく言う必要はないのだが、この際言わせて欲しい。
その人たちは勉強することの本質を分かっていないのではないかと思う。
たしかに、学校で学んだことの大半は大人になって使うことはないかもしれない。
しかし、重要なのは学んだ内容だけではない。
学校で勉強することによって記憶力や思考力、判断力といった様々な力を養うことができる。
それらを身に付けるためのプロセスとして学問に触れている、と考えてみてはどうだろうか。
なかなか実感としてとらえにくいことかもしれないが、ぜひ学ぶことの意味を自分なりに考えてみてほしい。


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