包み足の示す優位性とは

ローソク足のプライスアクションの中でも、私個人が最も優位性があると思っているのが「包み足」です。（他にも毛抜きも優位性ありますよね）

包み足は、ひとつ前の足の高値と安値を、次の足がすっぽりと包み込むプライスアクションです。

包み足の示すのは、トレンドの転換点です。

トレンドの転換しそうなポイントで、包み足が出ると、包んだ足の方向に進みやすくなります。

また、包む側の足の実体が大きければ大きいほどその示唆する意味は強くなります。

とは言っても、包み足は完ぺきではありません。

包み足が使える相場と使えない相場があります。

まず、包み足が使える相場ですが、それは「トレンドがハッキリとした波が明解な相場」です。ローソク足の推移が分かりやすくて、簡単に波が把握できそうな相場であれば、包み足の信頼度が上がります。

一方で包み足が使えないのがレンジ相場です。

ヨコヨコのレンジ相場だと、包み足が出現したとしてもダマシになることが多くて使い物になりません。

まずはこの現実を知りましょう。

包み足と言っても、ローソク足2本のプライスアクションです。

それまでの相場の流れをしっかりと読まなくては、全く持って意味をなさいないのです。

最後に、包み足について詳しく解説した記事をご紹介します。

この記事では、包み足の使い所だけでなく包み足を表示するインジケーターもご紹介しています。きっとあなたのトレードの役に立つと思います。

ローソク足のパターンの「包み足」を詳しく解説します