FXの「pips」の意味は何?
FXのブログや掲示板、twitterを見ると
「今日は100pips取りました!」「月の目標は200pips」
といった表現でトレードの成績を書いている人を多く見かけると思います。
「いくら稼いだが具体的に金額で言えばいいじゃないか!」
と思う人もいるかもしれませんが、損益をpipsで表現することで、
どれくらいの値幅が取れたのか?がイメージしやすくなります。
例えば、今日は10万円稼ぎました!と言うよりは、
今日は100pips取りました!と言う方が、トレーダーの技量が分かりやすいのです。
損益金額は獲得pips×ロットです。
獲得pipsで見たほうが、より客観的にトレード手法や結果が見やすくなる事実もあるのです。
今回はpipsとpointsポイントについて解説したいと思います。
pipsとは?
pipsとはpipの複数形です。
pipは"percentage in point"" の略です。
意味としては、流通している通貨の100分の1になります。
例えば、円単位の場合は流通している通貨が1円で、その100分の1、つまり1銭が1pipになります。
ドル単位の場合は、流通している通貨は1セントなので、その100分の1、つまり0.0001ドルが1pipsになります。
ポイント?
pipsの他のポイントという単位があるのをご存じでしょうか?
元々はpipsがFXの最小単位だったのですが、ここ5年ほどで円では小数点3桁、ドルは小数点5桁まで価格が表示されるようになったため、最小単位としてポイントが生まれました。
つまり、1ポイント=0.1pipです。
逆に言えば10ポイント=1pipとなります。
あまり使うことは少ないですが、情報商材等では取れた値幅を大きく見せるために、500ポイント取れました!なんて言うこともあります。
50pipsと書くよりは、500ポイントの方が凄そうでしょ?
初心者の場合だと、ポイントもピップスも区別がつかなかったりするので、大きな数字を出して購入してもらおうという作戦です。
ちょっと話がズレてしまいましたが、今回はpipsの意味と定義についての解説でした。
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