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FX ダウ理論 基礎①

ダウ理論と聞くと、すでに知っている方や使っている方も多い人気のテクニカルです。
何といっても、分かりやすいというのも人気の理由の1つだと思います
深堀する前に基礎中の基礎をまず説明していきます。
★ダウ理論の波の考え方から読んでもokです


ダウ理論とは(6つの定義)

  • 価格はすべての事象を織り込む

  • トレンドには3つの局面がある

  • トレンドには3つの波動がある

  • トレンドは明確なサインがでるまで継続する

  • トレンドは複数の指標によって確認するべき

  • トレンドは出来高によって確認できる

私は明確に意識して大事なのは4つだと思っています。
もちろん出来高は無視できませんし、
このためにインジケーターなどは使っていません☺
簡単に3つを図と実際のチャートで説明していきます

トレンドは3つの段階を形成する

先行・・・ダウ理論の起点になりえる場所。損切り幅も狭く上級者
追従・・・ダウ理論での買い、上昇トレンドによる買いが入り上昇トレンドに乗っていく
終焉・・・先行で買っていた人たちの利食いが入りだす場面

実際この知識は頭に入れておく程度でいいと私は思います(大衆心理として)

慣れるまでは追従の場面で拾っていくのがpipsも伸びやすい場所ですね

トレンドには3つの波動がある


このように長期の中に中期、短期と入ってます
短期は長期に飲み込まれやすい
短期でいくらいい形だろうが長期のいい形にはかないません

ダウ理論の波の考え方

・上昇トレンドの定義

・下降トレンドの定義

波の考え方

  • Aは戻し高値になりえるのでここでは売りが入りまだ下目線。ここから安値を更新していくというのを見込まれている

  • Bで下げ止まりをみせAの戻し高値を越える(こえるまでは下目線)ここがブレイクアウト①!

  • ②で移動平均線やサポートラインに支えられ切り上げをみせ、押し目となり買いが入る

  • 順調に高値を更新し③で安値切り上げし押し目買いが入り、また高値を更新する

  • ④で押し目買いが入るが高値を更新できずDの押し安値を割る(4の時点ではまだダウは崩れていないので上目線)

  • ⑤で上昇のダウが崩れた=明確なサインが出たと見れる

  • Dを割る⑤のブレイクアウトで入るのもいいが、①と同じくリワードが合わなかったり、底値掴みになりえるので気を付けたいところ

  • ⑥で上値を押さえ戻り売りが出来る
    基本的にこの繰り返しになります

三尊の考え方はこちらの記事を↓

リアルチャートで考える

実際のチャート その①


出来上がったチャートを見ると、ここで入ればいいというのは分かると思いますがどこでダウ理論は崩れたでしょうか?

この時点での目線はダウ理論的にはまだ下目線です。
まだ高値も切り下がって安値も更新していますね
結果的にここが安値を切りあがったと確定できるのは・・・↓

高値を超えて確定した所になります。
これでダウ理論的に言うとこの軸での下落のトレンドは終了したといえます

実際のチャート その②

この時間軸でのダウ理論で入る場所はこのようになります

ドル円1時間足

順調に高値更新し、安値を切り上げて上がってきていたが安値を実体で割ってくる。
こうなると上昇トレンドは終わったということになります
そして次は安値更新・高値切り下げになり下降トレンドに入ります。

実際のチャート その③ ※気を付けるところ

序盤に触れた【トレンドには3つの波動がある】をもっと深堀りすると
例えば15分足で上昇のダウが崩れた!となってもさらに上位足からするとまだダウ理論は崩れていません

ドル円日足

その②で紹介した図を日足でみるとこの黄色の部分になります。
下降トレンドが始まったように見えましたが日足からすると高値更新安値切り上げをしている上昇トレンド中です🌟

その②のその後↓

ドル円1時間足その後

日足の波を1時間足で書くとなるとこのようなこの赤い波になります。

赤日足の波形

そこに4時間足の波を書きます

水色4時間足の波形

そして1時間足(このチャートの足)

黒1時間足の波形

このようになります。
黒い波形だけを見ると上昇トレンド→下降トレンド→上昇トレンド中と何度も繰り返しいていますね。
最終的にこのチャートは日足のWボトムで強いトレンドに乗っていきました⤴

短期は長期に飲み込まれやすいので大きい波を見失うのは気を付けましょう

最後に

ダウ理論は移動平均線と絡めている人も多く、組み合わせることによってよりエントリー根拠が高まると思います

こちらの記事に移動平均線に関しては書いています↓

ダウ理論についてはまた追加で記事をあげていきます^^


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