キーボードスタンドでポップンの立ち環境を作った
先にまとめ
結果からいうと満足いく効果を得られました。が、15,000円くらいかかりました。これでもポイント使ったのでそのまま定価でいけば23,600円くらいになります。もっと安く済ます方法もあると思います…以下本編にて
前置きと導入
家庭用ポップンの最新タイトル、というか継続サービスであるpop'n music Livelyに合わせて発表となった新型のアーケードスタイルコントローラー(通称プレコン)が先日ようやく届いた。かねてよりアケコンやDAOコンに憧れつつ手を出せていなかったため、家でアーケード感覚のポップンができる感動はひときわ…となるはずが、どうもしっくりこない。めちゃくちゃ遊びづらい。アーケードでは47安定レベルだが43ですら満足に捌くことができない。ホームゲーセンとのボタン圧の違いやPCの処理能力からくる判定のブレなどもあるだろうが、本質的な問題は体とコントローラーとの距離にあると思い当たった。
調べるとDAOコンなどを使用した先人達もこうした「立ち環境」の構築に苦心した形跡が見つかる。筐体風の棚を自作という気合の入った記事も見つかったが、手ごろかつ確実な方法としてメタルラックを用いたものが主流?ぽかった。ただなーウチでやるとなると…部屋に備え付けの机にPC設置の環境は活かしたくて、そうなると何か調度良い台が必要だ。そこで思い浮かんだのがキーボードスタンド。
ちなみに最初しっくりこなかった時は作業用の机にそのまま乗っけてたので、高さ稼げればそれでいいかなと思ってたけど、エフェクターケースや端材、段ボール箱などで調整しても安定しないわ揺れるわで遊べたもんじゃなかった。だからキーボードスタンドを選ぶ際も天面の寸法と安定性を重視して四脚のテーブルタイプにした。買ったのはK&Mの18950。似たタイプで18953があるが奥行きが足らず、プレコンの滑り止めゴム足がいずれも縁の近くについてることを思うと安定性に不安があったため18950にした。正直このために1,6000円は躊躇する値段だしもっと安いCLASSIC PROでも良かったのかもしれないけど、ハズしたら嫌なのとサウンドハウスのポイントが8,000ほど貯まってるタイミングだったので思い切って注文した。
設置した図(暗くて見づらかったらすみません)。Livelyやるときはオンボード直出しで遊ぶのでスピーカーは不使用。モニターの高さ調節のため段ボール箱を噛ましている。
使用感と考察
実際に使用してみて安定性は抜群。奥行きが若干余るけど四隅のゴム足がしっかりグリップしてくれるので全く滑らない。そしてさすがの剛性で全然揺れない。問題の距離感…幅の調整は自由な位置で止められる一方、高さ調整は段階式なので多少の誤差は仕方なしと思っていたが、下から6段階目に調整することで正にアーケードのあの高さになった。つまりプレイヤビリティの問題はクリア。叩きやすい!判定のブレやボタン圧の関係で47は厳しいけど46辺りなら問題なく遊べる。元々修行目的なのであとは硬めのボタンに慣れるだけかな。PCの処理能力はいずれ…
デメリットは費用、重さ(9.6kg)、そして嵩張ること。折り畳み可能なので遊ぶ時だけ出す手もあるが普通に面倒なのでむしろ出しっぱにして四脚の下に物置をくぐらせる方がベターかな(片づけられない発想)。あとこれはプレコンでの使用感なので他のアケコンやDAOコン、Genbuコンなどではもっと高さの調整が必要かもしれない。あと防振性に関してはわからない。作りがしっかりしてるのでそのままだと振動はダイレクトに床に伝わる気がする。
先述の通りK&Mに手が出ない場合はCLASSIC PROのが4千円弱であるので選択肢としてはありかもしれない、が、試してないのでおすすめもできない。見た目では足先頼りなさげに感じるがK&Mより外側に開いてるし天面の面積も広めなので案外安定しそう?ただレビューを見ると溶接部分の不備とか調整ネジの甘さなども見受けられるのでその辺留意する必要あるかも。
モニターの高さ調整編
で、しばらくはこれでいいかと思ったんだけどやっぱ遊ぶ時いちいちモニターの下に箱を噛ますのが面倒くさい!あと一応DTMなんかもやるので反響が変わる壁側にモニターアームをつけるのは抵抗がある。なんかそういうのをこう、良い感じに調整できるリフトはないのかと探してみて行きついたのが
ラボジャッキ。これは15cm*15cmで6,600円したかな。もっと安いのもあるけどやはり剛性を気にしてちょいゴツめのを購入。これを
こうしてモニターの下に噛まして右の持ち手をグリグリ回すだけで…
こうなると。これで普段の作業時との切り替えも楽チン!…まぁその、この高さまで結構回さなきゃなんなくて時間からすると箱噛ました方が早いんだけど、腰には優しいから、ポッパーは体が資本だから…でこれ戻すとき戻しすぎると手が入んなくて物凄く回しにくくなるからその辺も気を付けると。
改めてまとめ
全体的になんかもっと良い解決法ある気もする。でも自分はこれで満足いきました。さーてこれで本腰入れて叩きまくれるぞ、ってなはずが以降あまり遊んでない。プレコンもポップンやるよりMIDIコンとして使って(以下参照)たり…いかんいかん、一連の課題解決で燃え尽きてしまっては元も子もない。これから頑張ります。
おまけ
プレコンをMIDIコンとして使って遊んだ例。この時はキーボードスタンド導入前なので机ガッタガタに揺れてますね。
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