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コロ22 FX note part8 FXとどう向き合うか(マインドセット)

FXで初心者が失敗する理由として何度も耳にするのが、「自分をコントロールできていないから」。

FX初心者は損切りというシステムがあるため、負け続けるとしても出費は元手として用意している証拠金に比べると小さなものである。にも関わらず、なぜFXで破産する人が出てくるのか。

調べてみると、多くの人は長期にわたり何度も何度も負け続けて破産したのではなく、一度の失敗で破産するという。一度の失敗と言っても、その中でもいくつか種類が見受けられる。

1、一度に運用する証拠金が大きすぎる場合

ロスカットをせず、いざ損失を出した時に自分でリカバリーできない額を運用すると(レバレッジのお陰でできてしまうのだが)破産してしまった例。

2、いつか当たるかもという思考に振り回される場合

エントリーした後に状況が悪くなり、慌てて損切り、逆にエントリー、それが外れてまた逆にエントリー…と振り回された挙句、目先の状況(急にトレンドらしき兆候が現れたなど)に踊らされ、碌な懸賞も根拠もなしでまたエントリー…

これらの失敗の共通点が、FXの利益に目がくらみ自分を見失っているということである。リスクを考えず目先の利益を高くするために無理な金額を運用したり、目先の損失を看過できずにしがみつく。FXの言葉に「頭と尻尾はくれてやれ」というものがあるが、それ以前の問題である。

ちなみに筆者も先日デモ口座にて2に該当する失敗をしてしまった。確かな政治的背景を基にした根拠や水平線引きを行わず、読みにくい時間帯、時期(ゴールデンウィーク、FX業界ではもはやgolden weak)に取引を行い、初めて1日トータルでマイナスを出してしまった。今回は1~2lotで取引をしていたため、損失は3000円程度で済んだが、これを10lot、100lotで取引していたと思うとゾッとする。

こういった初心者がいる一方で、FXで成果を上げている人たちが持っているのがFXと向き合うマインドセットである。これは心持ちが変われば必ず成果に直結するという精神論だけではなく、FXをギャンブルにしないためのリスク管理のことを指す。どれくらいの損失をだしたら後追いしない…といった目先のリスク管理もそうだが、長い目で見て自分は何のためにFXに取り組むのかを意識することがより大きなリスク管理に繋がる。自分がFXを通してどのように成長したいか、資金運用をすることで何を目指すかを明確にすることで、目先の利益や損失に一喜一憂することなくクレバーに、広い視野で利益を上げる可能性の高い取引をすることが出来るという。

つまり本来FXとは資金を増やすという通過点を最終目標に据えて行うべきものではなく、運転と同じように先を見ながら行うもの。また、ビジネスと同じようにしっかりとした目標を持って小さく始めながら経験を積み、失敗を重ねて次第に上達していくものであるという。

筆者がこの本当の意味を実感するのはまだ先なのだろうが、今からでも何のためにFXをやるのかを意識することで、自分を見失わないようにするマインドセットを伸ばしていきたい。

以上


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