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コロ22 FX note part12 トレードスタンス1 スキャルピング

トレードには大きく分けて4つのスタンスがある。その内の1つめがスキャルピングだ。


特徴

スキャルピングとは、短時間に取引をして少量の利益を得るスタイルである。取引期間を数秒~数分とし、主に10pips程度を取引する。そのため1日に何度も取引を行える。

また、すぐに損切ができるので相場が急落した時なども打撃が少なく、最も安全な取引とされる。ちなみにスキャルピングでは主に1分足と5分足を使うのが一般的とのこと。


注意点

しかし、短期的な相場の推移を予想するには判断基準であるロウソク足の深い知識が必要である。

そして何度も取引する場合の精神的疲労が初心者には堪え、正常な思考を奪う可能性も考慮すべきである。また、感情的に飛びついて無謀なエントリーをしたり、損切のルールを守らなかったりして取引を失敗させるリスクもある。ちなみに短期であるほど読み合い・心理戦の要素が強くなる(欲望・恐怖・ロスカットの溜まり具合など)。

相手の動きを読み切る技能、もしくは誘惑に飛びつかず機械のように単調な作業をコツコツと続けるメンタルが求められる。

その他の注意点としては、何度も取引をするため手数料(スプレッド)が多くかかることが挙げられる。FX会社はスプレッド幅が狭い所が良い。


結論

以上の点から、スキャルピングはシステム的なリスクは少ない反面、(自他共に)人為的なリスクが多いため、初心者は注意が必要。最も利益が出せるシステム構成であり、ぱっと始められる気軽さもあるため大変魅力的に映るが、長期→中期→短期と慣れていくことが重要である。(筆者のようにデモ取引を通して情報と分析力とカンを養うにはうってつけである。)

以上

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