FXで勝ちたかったら読みなよ! 2024年5月18日(土) 中長期はドル円上昇、しばらくは153.8-157.8円レンジか?!

2024年5月18日(土) 中長期はドル円上昇、しばらくは153.8-157.8円レンジか?!

最近は為替マーケットのボラティリティが高く、ある意味面白い状況ではあります。

ただ、こうしたマーケットが急激に動く状況だと、予想外の損失を被ることがあるので、ストップロスは必ず設定してください。

ストップロスの設定値は難しいのですが、ドル円の週足チャートを見る限り、153.8~157.8円のレンジ相場なので、少し離してストップロスを設定するほうが良さそうです。

というのも、損失を抑えたくてストップをポジションの近くに置き過ぎると、すぐにストップに掛かってしまい、損失をこうむります。

ストップ設定を少し遠目においても、レンジであれば、上下を繰り返しますので、少し待てば戻ってくる可能性が高いです。

ただ、ドル円に関しては、急激な下落に備えて下さい。

投機筋の円売りポジションは減ったと言っても歴史的な高値にあることに変わりません。

ドル売り為替介入のようなショックがあれば、投機筋のドルの投げ売りにより、ドル円の下落圧力は大きなものになるからです。

ところで、注目の5月14日にアメリカのPPI(卸売物価指数)、5月15日にCPI(消費者物価指数)が発表になりました。

この指標が注目されていたのは、2022年10月の財務省のドル売り介入時は、介入の後、ドル円は151円から127円まで24円も下げました。

24円も下げたのは、実際は為替介入の効果だけではなく、2022年11月に発表されたCPIショックが原因でドル円が急落しています。

↓は2022年から2023年のドル円の週足チャートです。

今回の財務省による為替介入は、アメリカのCPIショックにより、ドル円上昇の流れが変わるか注目していたのですが、結果は微減(ほぼ予想通)でドル円の流れを変えるような動きになっていません。

また、忘れていけないのは、イエレン財務長官が4月末から直近まで3回も為替介入についてけん制発言をしていることです。

日本を名指しにしていませんが、異例となる3回の介入牽制発言は、日本当局を動きづらくしていることは確かです。

今後、余程の急激な円安が進まない限り、為替介入は無理筋です。

また、円の先行きは、日本のネガティブなファンダメンタルズが変化しない限り、ドルあるいはユーロなどに対して、中長期目線で下落と考えています。

アメリカ10年債利回り⇩は、一時4.3%付近まで下落しましたが、9月の利下げを100%織り込んだ動きであり、反動があると思っています。

10年債利回りが上昇するとドル円の上昇しやすいです。

⇩はドル円の日足チャートです。

ドル円の日足の上値抵抗は156.00,157.80にあります。
一方下値抵抗は、154.80,153.80にあります。

もし、153.8円か157.8円をブレイクしたら、新しいトレンドとして上下に大きく動く可能性が高いです。

ただ、しばらくアメリカの重要な経済指標の発表もないので、153.8~157.8円のレンジに収まると予想しています。

5月20日の週のFX戦略は、158円を目指したドル高を予想です。
引続き、ドル円の押し目買い推奨です。

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