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「FXの聖杯」公開に向けて 17 100連勝までのロードマップ
前回まで著者の「おすすめ本」を紹介したところですが、今回は、この「おすすめ本」を使って、100連勝に向けてのロードマップを記事にします。
現在は無料公開としますが、この情報は、『全勝FX』の書籍紹介章のごく一部の項目、「市販の本で初心者がFXで勝つ方法」の公開ですので、今後非公開になるかもしれません。
1 既存の書籍を使って
1.1 基礎固め
(1)第一段階
ア 基礎知識の充足
基礎固めとして
① The Art of Currency Trading (Amazon)か
②FXデイトレード・スイングトレード(Amazon)を読破してください。
①は英語のため、英語が苦手な方は②でもかまいません。
まだこの段階で、
すぐにFXに挑まないでください。
おそらくあなたは、この程度の知識では、FXに負けてしまうからです。
次に①または②と並行して
③損切りしない!テクニカル分析を使わない!オキテ破りのFX投資で月50万円稼ぐ!(Amazon)
を読み、「損切りしない」ことの優位性を学んでください。
「損切りしない」ということは、
例えば、10回連続で、FXに負ける確率は
1/2を10回乗じて
(1/2)^10=1/1024=0.0009765625=0.09765625%
ですので、
「損切りしない」ことにより、この本来の連敗確率0.09765625%を維持しようとすることを意味します。
例えば、9回連続で損切りしてしまうと、連敗確率が50%、つまり連敗確率が本来の連敗確率0.09765625%の512倍になってしまうので、
「損切りしない」ことにより、連敗確率0.09765625%を維持し、「連敗確率を512倍まで上昇させないぞ」という意味です。
この段階でも、すぐにFXに挑まないでください。まだ、実力不足です。
つぎに、ナンピンを学びます。両建てを先に学びたいかもしれませんが、両建ては、ナンピンの発展系なので、まずはじっくり、ナンピンを勉強しましょう。
④FX戦略的ナンピン投資法 だいぱぱ (Amazon)を読破してください。
つぎに、ナンピンの発展系「両建て」を学びます。
⑤FXくるくるワイド投資術(Amazon)を読破しましょう。
この段階でも、すぐにFXに挑まないでください。まだ、実力不足です。
そして、全ての戦略的優位性の基盤となる
⑥浅野裕一 著『孫子』(講談社学術文庫)1997(Amazon)を熟読します。
この本は、FXに応用できる非常に重要なことが書かれています。
著者のFX取り組み手順、
【まず、「FXで勝つことを確定させる」】
の真意の一端もこの書籍である程度理解できますが、孫子の兵法がFXの聖杯というわけではありません。
浅野裕一 著 『孫子』(講談社学術文庫)1997(Amazon)、62ページを読めば著者の真意の一端を理解できます。もっとも、FXの聖杯を知らなければ、著者の真意全てを理解することはできません。
浅野裕一『孫子』を手元に置き、何度も何度も繰り返し読んでください。
なお、本ブログでは、同書を引用することもあるので、手元に一冊置いておくと便利です。引用する場合は、該当ページも指摘します。
以上の手順を終えたら、次にFXの資金管理を学びます。
⑦ラルフ・ビンスの資金管理大全(Amazon)がよいでしょう。
この段階までくれば、FXに挑む準備ができたといえます。
本番での、建玉に移行しましょう。
なお、テクニカル分析の本をこの段階で読む必要はありません。テクニカル分析には、確率的優位性がないので、初心者段階で読むと間違った知識をみにつけてしまい、FXの正しい思考手順が後々修正困難となるからです。
(2)第二段階
ア デモトレード
デモトレードは、注文の発注方法、決済方法、チャートの見方だけ結構です。
デモトレードに勝てたからといって、本番のトレードで勝てるものではないからです。
なぜなら、恐怖と欲望まみれの本番トレードとは異なるからです。
2 実際に建玉する
2.1 投資資金について
具体的な額等は、今後の有料記事に記載します。
建玉後も証拠金維持率が300%を下回らないに注意してください。
2.2 建玉
(1)第一段階
ア 1000通貨を1枚建玉する
現在対円通貨ペアは、高値圏にあるので、買建ては不利な状況です。
そこで、ここでは、例えば、現在米ドル/円の最高値と最安値の中間ほどにあると仮定して記述をすすめます。
※本来は、1万通貨単位のくりっく365での取引をおすすめしたいのですが、投資資金の少ない方のため、1000通貨での取引を想定しました。くりっく365で取引している方は、1000通貨を1万通貨に置き換えて読み進めてください。
(ア)片建て
米ドル/円 110円で
1000通貨を1枚 買建てします。損切りポイントは置きません。
このときの心理状態を観察してください。
①75円まで下落したらどうしよう。
②価格が上がったらもうかるぞ。
③損切りを置かないので不安でしょうがない。
など、様々な心理状態になります。ここで、65円まで下落しても強制ロスカットにならないだけの口座資金があれば、
④75円まで下落しても平気だ。
といった心理になることも観察してください。
イ 1000通貨買玉1枚に加え1000通貨売玉も1枚建玉する
(ア)両建て
米ドル/円 110円で
1000通貨を1枚 買建てします。損切りポイントは置きません。
に加えて、米ドル/円 110円で
1000通貨を1枚 売建てします。損切りポイントは置きません。
このときの心理状態を観察してください。
ア(ア)片建てと心理状態が異なっていませんか。
①75円まで下落しても平気、下がっても売玉で利益が出るし。
②価格が上がったら買玉がもうかるぞ。
③損切りポイントも置かなくても平気だ。
など、という心理状態になっていませんか。ここで、65円まで下落しても強制ロスカットにならないだけの口座資金があれば、
④75円まで下落しても、なんともないや。
といった心理になることも観察してください。
ウ その後の建玉操作
①ナンピンを試してみる。
②両建てをして、建玉の解消法を試してみる。
このことの詳細については、今後の有料記事に記載します。
(2)第二段階 相場から教えてもらう
具体的に、建玉してはじめて、「相場から教えてもらう」という事実からの教えを請う段階に入れます。
読者は、FXの基礎知識をみにつけ、ナンピン・両建てという建玉法の基礎知識もみにつけ、孫子という戦略的知識もみにつけ、資金管理の知識も身につけました。
相場で実際にナンピンしてはじめて、ナンピンの不都合な部分を相場が教えてくれます。
そのときに、「どうしたら、この不利な状況を脱せるのだろうか」と学びの機会がやってきます。
これは、とても貴重な体験です。
相場で実際に両建てしてはじめて、両建ての不都合な部分を相場が教えてくれます。
そのときに、「どうしたら、この不利な状況を脱せるのだろうか」と学びの機会がやってきます。
これは、とても貴重な体験です。
相場で実際に建玉してはじめて、建玉時の不安な心理状態を相場が教えてくれます。
そのときに、「どうしたら、この不安な心理状態を脱せるのだろうか」と学びの機会がやってきます。
これは、とても貴重な体験です。
ここで、①4枚組のCDで実践する マインドフルネス瞑想ガイド(Amazon)を実践しはじめてください。
相場で実際に建玉してはじめて、資金管理の不十分さを相場が教えてくれます。
そのときに、「どうしたら、この不利な状況を脱せるのだろうか」と学びの機会がやってきます。
これは、とても貴重な体験です。
3 相場が教えてくれたことを乗り越える
3.1 現代戦術書、哲学書等を読む
(2)第二段階 相場から教えてもらうで、読者は、さまざまな 苦しい体験を経験します。この苦しい体験を乗り越えるため、思考力や戦略に磨きをかけなければならないという逼迫した状況になります。ここで、はじめて著者が推薦する、戦略書や哲学書を読む下地が整いました。
まず、戦術書 現代
①現代の軍事戦略入門【増補新版】陸海空から
PKO、サイバー、核、宇宙まで(Amazon)
②軍事戦略入門(シリーズ戦争学入門)(Amazon)
③良い戦略、悪い戦略(Amazon)
を熟読してください。ヒントになるものがたくさん
あります。
次に、地頭力をあげるため
①思考の技法ー直観ポンプと77の思考術(Amazon)
②両立思考「二者択一」の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ(Amazon)
③知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)(Amazon)
を読み込みます。
できれば、①ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角川選書)(Amazon)も読み混むとなおよいです。
著者が推薦する確率の書籍や資金管理に関する他の書籍も読み込んでください。
あれやこれやと、試行錯誤するうちに、上記の不利な状況を脱する糸口が見えてきます。もちろん、損切りをしないので、少しずつですが連勝が重なっていきます。そして、気づいたら、読者は10連勝を超え、いつのまにか100連勝も超えているでしょう。
このように、「あれやこれやと、試行錯誤する」あきらめの悪さが、FXにおいて、連勝の糸口となります。
「FXの聖杯」公開に向けて 3 FXに向いている性格|庭前柏樹 (note.com)で「あきらめの悪い性格」がFXに向いているといったのは、このような事情があったのです。
4 テクニカル分析について
以上の段階を終えてはじめて、テクニカル分析の書籍を読み込んでください。もはや、この段階では、「テクニカル分析なんかどうでもいいや」という状況になっているとは思いますが、さらなる利益の積み増し法として、テクニカル分析を学んでもよいでしょう。
順番としては、
①プライスアクション短期売買法(Amazon)
②ワイコフメソッドの奥義 需要と供給が目で見てわかるチャート分析法(Amazon)
③ロスフックトレーディングー最強の「押し/戻り」売買法(Amazon)
④無敵の「プライスアクション+価格帯別出来高」FXトレード ──いつ仕掛け、いつ手仕舞うかがわかる(Amazon)がよいでしょう。
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