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美術解剖学レッスンI 【手・腕編】

この方のシリーズ、ずーっと期待していたのですが、

続編はいまだ刊行されていません。

まさしく、手と腕の美術解剖学の理解度が深まる1冊です。

🔵手の骨(指骨と手根骨)の模型写真の充実

手のポーズ(グーパーなど)を変えたり、

異なるアングルからとらえたりと

模型写真がたくさんのっているので、

特に手根骨(月状骨、舟状骨、豆状骨とか…)

がどう位置しているのかが明確にわかります。


【絵やイラスト】において、

手首の描写はそれほど気にするところではないかもですが、

手根骨がどうなっているか知ってると、

手の表現にも狂いがなくなると思います。

実際のX線写真も数枚あるので、とても参考になりますよ。


🔵前腕の筋肉模型が見やすい

私はこの本で、前腕の伸筋、腕橈骨筋や長橈側手根伸筋など、

肘回りの筋肉の理解度が増した記憶があります。

腕伸ばしてるときの、肘のくぼみなんなん?とか。

腕の美術解剖学の知識のレベルアップに、ぜひお手元に。

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