赤#002　親が子に教えておくべき「日本国で生きるのに必要なコスト」のお話

こんにちは、KO69です！

さて、赤タグシリーズは実に久しぶりでまだ第2弾ですwww

赤タグシリーズは「個人投資家と言う生き方」と言うタイトルで、普段の個人投資家としての生活や暴露話をテーマにしたものです。

詳細は今から述べますが、今回は将来KO69が子供を授かった際にこれだけは教えておきたい事を纏めて記事にしました。

共感された方は中学2年生位がベストタイミングかな？読ませてみて下さいw

今回の記事を書くに至った経緯

まず普段、KO69はtwitterをやっており投資関連のユーザーを初心者さん、ベテラン関係無くフォローしています。そんなフォロワーの呟きが流れるTL（タイムライン）を見ていると単にトレード活動だけでは無く日々の生活の呟きだったりとドキュメンタリーチックな話題に触れる事もちらほら。

俗に言う「社畜」に悩みながら現状を打破する為に投資を始めた人。

ギャンブル好きで投資をギャンブル同様にする人。

赤本やセミナー、オフ会に足繁く通い利益は上がらず赤字でも「いつかは」と涙ぐましい努力をしながら「周りの負け組と同じ事をやっている」事に安心感を覚えている人。

本当か定かでないですが自称「億トレ」で安っぽい宗教家の様にやたら精神論で上から目線で呟く人。

背景や人となりはホント様々www

ケツに火がついたKO69の借金時代

KO69自身もたいそうな家柄の出身でも無く、超有名難関校出身でもありません。自分でも俗に言う馬鹿ではありませんがサラリー生活には馴染めずドロップアウトした人間です。

そして個人投資家なんて胡散臭いと言っていた急先鋒タイプです。

ちなみに二十代そこそこでサラリーマンでクレカを持った事で思いっきり遊びまくり借金最高200万ほど背負った経験があります。全てクレジットカードでの借り入れです。返済に終われ自転車操業。消費者金融の扉の前まで行った事もあります。

当時はこんな俺でも200万の信用があるんだと勘違いしたものですw

ただ僕は先ほども申した通り「馬鹿」では無かった事が幸いし、片足踏み外したその時に「さぁ、上がるか」と重い腰を上げましたw

だから、ヤバイと悟ってからクレカのシステムを駆使（リボやショッピングした物の現金化）、新たにクレカを発行したりして借り入れ先を確保し返済し乗り切りました。勿論、リボの利息やショッピングの現金化が如何に安く買い叩かれている蛮行かも身を以て理解しています。ただ、確実にこの時の良い悪い両方の金策の経験が「知恵のついた自分」を作りました。

違う言い方をすると社会保障費や税金、言ってしまえば「無知が損をするのが世の中」である事をこのドン底時代に勉強しました。

そんな経験から「闇金ウ○ジマ君」大好きです♡♡

世の中の大半の人は無知な為に損をしている

多かれ少なかれ大半の人は無知な事が原因で損をしています。例えば行政サービスにしてもそう。行政は性善説がまかり通っており「まさか、役所が自分に損をさせるなんて」と大半の方は考えていますよね？

行政サービスは時に「合理化、効率」を盾に知らない人は損をするシステムが沢山あります。

例えばパート、アルバイトさんの「年末調整」。これ説明できますか？

簡単に言うと国はパート、アルバイトの所得税を見込みで多めに取っています。取りすぎた分をお返しするのが「年末調整」です。でもわざわざ行く人って超珍しいですよね？少なくともアルバイト時代も見た事がありません。でも名称が「所得税返済期間」だったら？名称１つとっても良く考えたもんだなーと感心します。　←嫌味

この差額収益も凄い金額ですよ！？でも自分の親もろくに説明できません。

こんなのは序の口ですよ。KO69は個人投資家の前に起業、自分で商いを始めようと色々と法律関係も調べました。そして個人事業主なら必ず行き着く「青色・白色申告」問題。起業ってどうすんのよと本屋に行くと、起業本コーナーの棚は青色申告オンリーです。本当にそうだと思いますか？

詳細は興味のある方はご自身で調べて見て下さい。１つだけ言うならば、それらの著者はみんな税務署OBですwそして個人事業主を相手にする税理士事務所は税務署職員の一番の天下り先ですw

納めるべき社会保障費を納めず預金差し押さえになった20代のB君のお話

さて問題です。

Q1.日本国憲法にも明記されている日本国民の3大義務と意味を答えよ。

♦︎教育の義務→最低限の義務教育は受けなさい！！！
♦︎勤労の義務→働け！！！
♦︎納税の義務→年貢を納めろ！！！

Q2.日本に住む上で支払うべきコストである、社会保障費を含めた税の種類と中身を答えよ。

♦︎消費税→物を買う（消費）のに課される税・・・2018年末時点で8%
♦︎所得税→個人の所得に課される税・・・5%から45%までの7段階
♦︎住民税→１）都道府県民税　２）市民税
♦︎国民年金保険料・・・2018年度　月¥16,340
♦︎国民健康保険料・・・所得による

Q3.社会保険の種類と意味を答えよ。

♦︎厚生年金→会社と従業員が折半で保険料を負担。受給額は国民年金保険料支払者より多い。俗に言う2階立て。
※国民年金受給額　約¥64,000/月　厚生年金受給額　約¥180,000/月

♦︎健康保険→会社と従業員が折半で保険料を負担。給与額にもよるが折半の為、安上がりが基本。国民健康保険なら全額自己負担。

※俗に言う社会保険とはこの厚生年金と健康保険の総称の事。支払いも半分は会社持ちで年金受給額も全額自己負担の国民年金より高く被雇用者（雇われの身＝サラリー、パート、アルバイト）にとって是が非な制度。しかし、パート・アルバイト雇用ではまだまだ社会保険のザルから溢れ落ちている境遇の人が多い。

さて、問題提起して来ましたが本題に戻ります。

つまりは、日本国に住むには昔で言う年貢（税金）を納めなければなりません。泣こうがわめこうがです。

が、週5でレギュラーでアルバイトとして働く20代のB君は会社の社会保険には加入せず（手取りが減る為）本来は自分で申請して払わなければいけない国民年金や国民保険料、住民税を払わず定期的に役所から届く督促も「大丈夫だろう、今はそこまで余裕無いし」と無視していました。

すると、給料日のある日。お金を下ろそうとATMに行くと「現在使用できません」の文字が！！！　←そう、B君の給料入りたての口座が差し押さえられたのです。

が、もうこの時点で役所に泣きついても後の祭りです。B君が滞納した諸々の滞納金は軽く百万近く。そしてその滞納金は債権となり役所はお手上げと言うことで「地方税徴収機構」と言う官民が立ち上げた「合法の取り立て屋」に移行済み。つまりは役所に分納や支払猶予相談しても役所の手を離れたので相談すら出来ない。そして合法の取り立て屋は一切のお情けも掛けず粛々と財産の差し押さえに入ります。

一見すると乱暴ですが悪いのはB君。行政機関もいきなりこんな行為には出ず、未納であっても未納通告→督促→最終通告と段階を踏んで通達して来ます。支払能力の無い、経済的に厳しい人はきちんと役所に行き支払相談すれば猶予や分納、経済状況によっては減額や免除もあります。要は逃げずに支払い相談すりゃいいって話です。

B君は通常の封書も、警告を意味する黄色の封書も、最終通告の赤い封書も無視。なかなかの神経ですよね。

結局B君は年金暮らしで慎ましやかな生活を送る両親に泣きつき、立て替えてもらい家族の関係がどうなったかは言うまでもありません。

※役所は年貢の帳簿はきっちりつけています！逃げれる訳が無い！引っ越しても追いかけて来ます！彼らはそれが仕事だから。

親が子に伝えるべきは日本国に住むにはコスト（金）がかかると言う事

フリーターの一人暮らしの一例（2018年版）
♦︎収入　給与¥200,000/月
♦︎支出　国民年金保険料¥16,340/月
               国民健康保険料¥15,000/月
　　　   住民税¥10,000/月換算　　　　　　
※社会保障費だけで4万弱かかる

一人暮らしであれば家賃（６万）、光熱費（１万５千）、食費（４万５千）、携帯代（１万） →これだけで１３万かかる。残り３万で遊びや服やコスメって足りますか？貯金なんて、、。

僕自身、何で勉強なんてしなきゃいけないの？大企業が何様だよ？なんて親に言いながらお世辞にも真面目とは言えない糞餓鬼でした。

僕はもし自分に子供が出来たら本格的な勉強が始まる中学2年生くらいに今回の話を必ずします。

サラリーとして年貢を納めるか、個人として納めるかは好きにすればいい。年貢納めて手元に数万円でもいいならフリーターでも全然いいと思うと。

そして学校の成績はサラリーとして働く場合の椅子取り合戦の武器の１つだと。もちろんスポーツ実績やその他の社会貢献活動も武器になると。重要な事は比較されると言う事。

恐らく、こんな生々しい話をする親はいないと思います。僕自身もされた事が無いです。でも、もし中学2年生の僕がこの話をされていたら勉強やその他の行動や社会との向き合い方も違ったと思います。

僕は今は幸せです。昔から変わり者なのは周りも自分も認めるところです。常識が大嫌いで何でも自分で調べて納得しないと気が済まない。人の指図が大嫌い。それでいて勝気w　

B君タイプがごく一般的では無いでしょうか。

親が子にしてやらなければいけない事は、最低限一人で生きていくのに必要なスキル（一人暮らしが出来る家事全般）と知識（今回の話）を独り立ち適齢期までに習得させる事だと心の底から思います。

END

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