FXの損切りの決め方(損益の期待値を確認)
FXのトレードで全てが利益になるという事はあり得ません。しかし、トレードトータルで最終的にプラスに持っていく事は可能だと考えています。いくつかの手法などテクニックはあるのですが、その一つの方法として「損失をコントロールする」というものがあります。今回は、その考えたかを解説したいと思います。
損切りの決め方
損切りの決め方は、大きく3つがあると思います。
①チャートの節目にストップオーダーを入れる
過去の高値安値やサポートライン・レジスタンスライン・フィボナッチレベルでの撤退ポイントにストップオーダーを入れる。
②値幅や損失額で決める
1円幅逆行したらとか10万円の損失が出たところでストップロスを入れる。
③ポジション保有が耐え切れなくなり決済
マーケットの急変や損失が膨らみ過ぎて、仕方なく決済する。
ワンランク上の損切りの決め方
上記3つの方法が、間違っているという事ではありません。
ここで必ず実行してほしいのは、損決済の金額と投資金のバランスです。
例えば100万円の投資金で50万円の損失を出した場合、元の100万円にするには50万円の利益が必要になります。
仮にドル円で、フレレバ(全ての資金を使う)のトレードした場合
ドル円が150円として(1万通貨の証拠金が6万の場合)16万通貨の取引で50万の損失を出した事になります。(16万通貨×3.125円幅の損失=▲50万円)
残金50万円でフルレバだと8万通貨の取引が可能ですが、8万通貨で50万円の利益を出すためには、6.25円幅の利益(8万通貨×6.25円幅=50万円)が必要になりますので、損失を出した2倍以上の値幅を狙わなければなりません。
フルレバでトレードしてはいけないという事ではありませんが、1回の損失で次のトレードに負荷がかかるような比率でトレードは、すべきではないという事です。
損切りは、挽回可能な金額に抑えることが重要なのです。
対処としては、トレードサイズを落とす、若しくはストップロスを浅く入れるとか、簡単に調整することが出来ます。トレードする前に損益計算をイメージすることが重要です。
前回の記事、FXで勝つための最短コースは何か
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