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全てをROIで考える重要性

これから話すことを理解していれば、何倍も収入が増えていきますし、
人生が何倍も楽になります。


収入面で言えば、お金持ちと貧乏を分ける分水嶺ともなる話です。


にも関わらず、、

世の中でこれを意識して生きてる人はほとんどいません。



たぶん、意識してるのは全人口の5%くらいの人だと思います。



民間給与実態統計調査によると、

年収1000万円以上の人口は全体の5%程度となっています。

という事は、まさにこれを知っているかどうかが、如実に結果へ現れていますね(笑)


ただ、今日お話しする内容は別に難しい話ではありません。

ほんの少し意識を変えるだけで、簡単に収入増加へつながります。



意識するだけで明日からでもすぐに収入UPへ繋げることができるので、

今日これからお話するポイントをいくつか抑えた上で実践してみて下さい!


ちなみに僕はこれを実践した結果、昔よりも収入が10倍になりました(笑)


では早速いきましょう!



■ROIとは?


Return On Investment(投資利益率)の略で、

投じた費用に対して、どれだけの利益を上げられたかを示しています。



株式投資をやったことがある方は、

よく使われる用語なのでご存じかもしれません。


またビジネスや経営の世界でも、

設備投資などに対してどれだけ売上が上がったか?というのを考える際に使ったりします。



このROIが人生においてめちゃくちゃ大事で。

これを知って、使えるようになるだけで大抵のビジネスは上手くいきますし、

投資の世界でも超重要な考え方です。



僕はほぼ全ての決定を行う際に、

このROIを一度想定してから選択を行っています。


ちなみにFXにおいても、

PF(プロフィットファクター)は実質ROIの延長線上にある考え方だったりします。


こうして考えてみると、

超重要だなってなりますよね。




■ROIの重要性がわかるエピソード


以前、お世話になった広告会社の社長さんから聞いた話です。


インターネットが普及したばかりの頃、

広告の世界では、格安の費用で膨大な広告が打つことが可能でした。



それこそ数十円の広告費で、

数千円~数万円の商品が1つ売れる状態で、

広告を打てば打つほど儲かる、

ぼろ儲けのバブルだったそうです。



その当時は社長さんも、

財布がかなり潤っていて、

相当遊んだそうです(笑)



しかし、次第にネットで広告を打つ人も増え、

広告の単価はどんどん上がっていきました。



その結果、

数百円の広告費程度では商品が全く売れず、

5000円の商品を1つ売るのに、

広告費が5300円かかるような赤字の状態にまでなったそうです。



これによって、

それまで飛ぶ鳥を落とす勢いでブイブイ言わせていた

ぽっと出の新興企業は姿を一斉に消しました。



社長さんも月に数百万円出ていた売り上げが一気にマイナスとなり、相当焦ったそうです。


そこで、色んな経営者仲間に相談したところ、

ある経営者の方がそんな状況の中でも圧倒的に売上を出しているのを知りました。



不思議に思った社長が、その方にどうやっているのか聞いたところ、

とても面白い事を教えて貰ったそうです。




その内容とは、こうでした。


広告費の高騰により、

これまで利益が出ていた商品は利益がでません。


しかし、商品を買ってくれたお客さんに

もう一度商品を買ってもらい、

トータルではプラスの収益になっていたのです。



つまり、1度目は仮に赤字でも、

2回目以降で継続して商品を購入してもらえれば、

最初の広告費はペイできるという訳です!



これはまさにROIの考え方を深く理解している人の発想で、

短期的な収益ではなく、長期的にプラスマイナスを考えて判断できています。



社長はこの考え方を取り入れて、

また以前の売上の勢いを取り戻すことができました。



もし、あのまま広告費の高騰でビジネスを諦めていたら、

今頃はどこかの清掃会社で、

掃除のアルバイトをしていたかもしれないと冗談交じりに言っていました。



社長にとっては言葉どおり、

人生を変える選択になったわけです。



ROIで考える際のポイントは、

短期的な損得だけではなく、

長期的に見て、リターンが上回るかどうかをしっかり見ることです。



世の中、本当に大きな結果を出すためには、

一時的には損失を出すことも多いのが普通です。



新しい事業を始めるには、

店舗や材料を仕入れる初期コストがかかりますし、

手に職を身に着けるにも専門学校に通ったりして学習費用を投資したり、

なんにでも最初にお金がかかります。



医師になるためには大学で6年間も勉強して、

年間100万円以上、塾や予備校までの学費も考えると、

トータルで600万円~1000万円も先行投資が必要です。



しかし、1度医師になってしまえば、

年収1000万円~3000万円近い高給取りとして、

豊かな生活を送ることができます。



大事なことは、今いくらお金がかかるかではなく、

最終的にどれだけ得られるのか?なのです。



仮に最初に広告費500万円かかったとしても、

1年後に1000万円儲かるなら、

喜んで500万円投資しませんか?



1億かかっても同じです。

1億円かけて1億2000万円儲かるなら、

僕は借金をしてでもやります。



目の前に自販機があって、

上から1万円を入れたら2万円になって出てくる機械のようなものです。



もしこんな自販機があったら、

何度でも、お金を上から入れますよね?(笑)



そういうイメージが出来るか?

というのが大事なのです。



でも、実際には、

これほど世界は分かりやすくは出来ていないので、

自分が投じたお金に対して最終的に、

どれだけ返ってくるかはイメージしにくいのも実情です。



医師を目指す人だって、

「今、学費を600万円投資すれば、残りの人生で3億稼げるから喜んで今は投資しよう」

とは考えてやっていないはずです(笑)



でも、ROIを考えられる人は、

これをやっています。



ちゃんと長期を見通して、

今の投資が将来自分にどのくらい恩恵をもたらすのか、

ちゃんと考えて行っているのです。



だから、稼げるし、長期的に成功する。


他の人ができない投資ができるからです。



広告会社の例では、目先の利益しか考えられない事業者が多く撤退していきました。

しかし、よく考えていれば全然利益を出せたはずなのです。


彼らは目の前の分厚い札束をみすみす逃したことになります。



それって超もったいないですよね。



だからこそ、ROIで常に長期的に考えて、

短期では損だとしても、他の人がやらない投資をしていかなくてはいけないのです。



多くの人が同じ様にやっていることには優位性がありません。



他の人がやらない、手を付けない事にこそ、

大きなチャンスの芽があります。



成功哲学の祖であるアール・ナイチンゲール博士は言いました。

「大衆は常に間違っている」と。



他の人と同じことをやっていたら、同じ結果にしかなりません。



FXでも他の人が損切するポイントで、

僕らは利益を重ねていきますよね?



他の人と違う事、違う発想をするからこそ、

人とは違う大きな成功を掴めるのだと思います。



民間給与実態統計調査による、

年収1000万円以上の人口は全体の5%程度しかいない、という話も、

なんだか納得できるような気がします。



今日はそんなROIのお話でした。

目先で出費があったとしても、それが将来に繋がる投資なら、
進んでお金を使う「投資家目線」を持って判断していきたいです。

種を撒いていない畑に作物が芽を出すことはありません。

<まとめ>

[今の投資が将来自分にどのくらい恩恵をもたらすのかを考えて常に判断する]

[種まきのための投資を惜しまない]




最後まで読んで頂きありがとうございました!

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