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もしも卒業コンサートのチケットで入力内容と異なる情報が印字されたら

この記事を、今後「楽天チケット」を利用して乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の公演に参加しようと考えているすべての者に捧ぐ。

こんばんちゃーん!
どうもfuwaです。

先日、5月17日(水)、18日(木)に行われた「乃木坂46 齋藤飛鳥 卒業コンサート」。
のべ63万の応募の中から会場に入場する権利(=チケット)を入手した内の一人となったわけですが、その裏で起きていた事案の一部始終、それを元にした教訓を綴っておきたいと思います。

なお、ライブの感想等についてはブログに綴っておりますのでそちらを御覧くださいませ。


一部始終を綴る前にまず結論を申し上げる

この記事の結論から先に申し上げますと「今すぐ連番相手とLINEを交換すること」「連番相手とはメール・SMS・LINEで連絡を取り合う癖をつけること」です。
これが一番の対策となります。

【5月6日】絶望の一秒前

事案の始まりの始まり

5月6日(土)正午、「乃木坂46 齋藤飛鳥 卒業コンサート」の入場チケットの一般発売が開始されました。
販売開始時刻から1時間以上サーバーが事実上ダウンする中、2時間以上経った14時過ぎに 2日目の指定席入場チケットを獲得。
「まだ行ける!」と思ったので1日目の入場チケットの獲得に動き始めた矢先、あることに気づきました。

「楽天チケットからのメールが来ていない」

今回も含め、乃木坂46のライブチケットの販売のほとんどを手掛ける「楽天チケット」では、チケットの購入手続きが完了すると申込者のメールアドレス宛に内容を確認するメールが届くのです。

「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE Day3 ~4期生ライブ~」一般販売時に届いたメール

このメールが届いた段階で「もしやチケットの購入手続きが完了していないのではないか?」という疑いが浮上。
そこで、1日目のチケット入手に向けて全力を挙げつつも 楽天チケットの購入確認ページから購入が完了しているか確認してきました。
(※これは補足になりますが、楽天チケットでは一般販売で申し込んだ場合、楽天IDとの紐づけによって、申込番号等が不明であっても購入履歴を確認することができます。)

確認してきたところ、このような画面が出てきました。

※上記画像はプライバシー保護のため、「申込者名」「申込者電話番号」の部分のみ加工しております。ここには私の氏名及び電話番号が記載されております。

今回はいわゆるFFさんとの連番だったため、チケットを2枚で申し込み、情報も入力したのですが、履歴に表示された内容は「なし」と「1」の数々…
いわゆる「単番」(=1人分を申し込むこと)で申し込んだ内容と同じ内容が表示されておりました。

ここで既に判明していることは以下の通り。
チケットの申し込みは完了している(→履歴が楽天チケットのデータに登録されている)
私自身は入場できる(→私の名前、電話番号、住所、メールアドレスの表示内容は問題ない)
チケットの支払いも完了している(→クレジットカードのオーソリ枠がチケット代金分減少している)

そして、ここで浮上した問題は主に2つ。
・このチケットで連番相手は入場できるのか?
・なぜ 入力していない内容に書き換わったのか?

なんとか1日目の見切れ席を確保できた15時。これらの問題を解決すべく動き出したのでした。

楽天チケットに問い合わせてみる

5月6日は土曜日。しかもゴールデンウィーク。
メールで問い合わせても当日までに返事が返ってくるかさえ怪しいため、楽天チケットの窓口に電話で連絡してみることにしました。

申込時に入力した内容と履歴の表示内容が異なる旨を伝えると、「どの申し込みですか?」と聞き返されました。
「齋藤飛鳥さんの卒業コンサートなんですけど…」と伝えると、返ってきた答えは…
「あ、乃木坂46のライブですね。そうなりますと別途担当部署での対応になりますので、折り返しのご連絡となります。」と。

後から調べてみてわかったのですが、乃木坂46・櫻坂46・日向坂46のライブは他アーティストのライブの中でもとりわけ"転売対策"に躍起になっているようで、本人確認やチケットの不備については専属の担当者がいる模様。

1時間ほど経った16時40分ごろ、折返しの電話がかかってきました。
そこで告げられた内容を要約すると…
楽天チケットに登録されている情報は表示内容がすべてになる
おそらく正しく表示されている申込者は入場できる
同行者(連番相手)が入場できるかは主催者判断になるので、不備対応窓口で協議する流れになる

手っ取り早く1行で説明するなら「当日の入場時刻ぐらいまでは解決の方法はない」という回答でした。

果たして共に入場できるのか、先が見通せないまま当日を迎えました。

【5月18日】偶然を言い訳にして

迎えた「齋藤飛鳥 卒業コンサート」2日目の入場時刻。
会場に用意された不備対応窓口(会場では「チケット問い合わせ窓口」と呼称)に行き、対応を協議してきました。

この時、同行者と共に窓口に向かい、お互いに顔写真付き身分証明書を持って窓口に向かいました。
まず ここが大事です。窓口での対応の際、どのような要件であれど必ず本人確認を求められます。窓口を訪れる際には必ず会場入場時に必要な身分証明書を持っていきましょう。

そこで一連の経緯を説明すると、チケットの内容から主催者側のスタッフも内容を確認。
ただし、チケットの申し込みとして登録された情報はやはりチケットに記載された情報がすべてでした。

それを踏まえ、窓口対応のスタッフが後ろで控えていた別のスタッフ(おそらく上長?)と打ち合わせた上で告げられた言葉がこちらでした。

「チケットの申し込み時点までにLINE等でやり取りした記録をお持ちですか?」

つまり、「申し込み時点で同行者と申し込む意思があったことを証明できる記録があるか?」というものでした。
おそらく、転売されるチケットについては既に申し込んだものをその後に転売するから、申し込み時点でやり取りがあった場合は間違いなく転売の意思がなく、申込者が同行者の情報を入れているはず、という理論なのだろうと思います。

連番相手はTwitterでのFFさんですが、何かのタイミングでLINEを交換しておいたこともあり、申し込みに必要な情報はすべてLINEでやり取りしていました。
そして、一般販売の5月6日に事案が発生したこともその旨をLINEで連絡していたので、間違いなく記録は残っていました。

それをスタッフが確認すると、続いて同行者の身分証明書を確認。
そして渡されたチケットがこちら。

画像はプライバシー保護のため、シリアル番号などの部分に加工を施しております。

わかる方にはわかる「EXSAM LIVE」(=ライブエグザム、公演の制作会社)のスタンプが押され、「同行者の方の本人確認をこちらで行いましたので、同行者の方はこちらのチケットでご入場ください」と案内されて一連の窓口でのやり取りが幕を閉じました。

連番は日頃から交流のある人と。

今回の教訓としては、どのような形であれ、申込時に正しい情報を入力した、転売する意思が全くないという"記録""証拠"を残すことが重要だということ。
そして、それを本人以外が生み出すことのできない形で残すことが大事であることが分かりました。

私が普段お会いしている方々って、ほとんどがTwitterなどのSNSを通じて知り合った人たちであり、そのダイレクトメッセージで連絡を取り合うケースも多いと思います。

連番の申し込みって、大抵の場合「氏名」「電話番号」「メールアドレス」が必要になります。
これが交換できるほどの仲であるならば、同時にLINEも交換しておきましょう。
(あ、LINEじゃなくてもいいんですよ。メールアドレス宛にメールを送るとか電話番号を使ってSMSでやり取りするでも大丈夫。)

今回の窓口の対応を見ていると、おそらくSNS系で申込時の意思確認ができるのはLINEだけじゃないですかね…
多くの場合、転売はTwitterなどで呼びかけられるものですし、メッセージツールとしてはおそらく弱いです。(本名の記載もないし、IDとパスワードさえあれば何台でも誰でもログインできますからね。)

既に真夏の全国ツアーの乃木坂46 Mobile会員先行1次受付が始まっており、今回も様々な方と連番されているとは思いますが、当日の連絡のためにも、万が一の際のリスクヘッジのためにも、必ず連絡先を交換して、連絡を取り合うようにしておきましょう。
乃木坂46って、青春って、密なので。

それからもう一点、内容が入力したものと違う内容になってしまった点の要因は分からぬままでした。
これまでの数々の一般販売時のサーバートラブル、今回の事案等々含め、一回ちゃんと見直していただければと思います。
自分の二の舞いが生まれることのないよう、願っております。

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