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CANON EF 70-200mm 2.8L USM 分解清掃
今回は「CANON EF 70-200mm 2.8L USM」前玉と後玉からのアクセスでレンズを清掃していきます。
前玉分解
まずは前玉から分解していきますが、ズームリングのラバーをズラします。
![](https://assets.st-note.com/img/1678081640170-BTpW9wPsgE.png?width=1200)
こんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1678081680702-veUiWUpFLd.png?width=1200)
二つ穴がありますが下のネジは外しません。
![](https://assets.st-note.com/img/1678081738769-ZOTN16BM1k.png?width=1200)
ズームリングを回していくと上側にネジが見える所で止めます。
外周に3本のネジがありますので外します。この時もマーキングを忘れないようにします。
![](https://assets.st-note.com/img/1678081793358-VMudKb6zI5.png?width=1200)
先ほどのネジを外すと銘板リングがスッポリ外れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1678081897292-m6EADeKPWz.png?width=1200)
これは誰かが弄ったことがある痕跡ですね 汗
ここにテープが貼ってあるのですが、実際はもっとしっかり巻かれています。
それとマーキングと数字が記載してありますがこれは次の工程で大事な部分です。
![](https://assets.st-note.com/img/1678081956694-cWvZ9hYqjQ.png?width=1200)
外周にネジが2本、真鍮ナットが付いているネジが3本、合計5本のネジがあります。
まずは普通のネジ2本を外しますが「1」「2」と書いてネジの位置もマーキングしておきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1678082005537-nRLjmnYQMI.png?width=1200)
こちらは「2」のネジです。
![](https://assets.st-note.com/img/1678082035231-bIhVcBJ2lf.png?width=1200)
次に真鍮ナット付きネジが3本あるのですが、このネジは「A」「B」「C」と書いて、更に金色の真鍮ナットの溝が元の状態(つまり写真ではこの位置ですね」に戻す必要があるので、図のようにマーキング+写真を撮っておいた方が良いです。
なぜかというと、ここの真鍮の溝の位置でレンズの角度が調整できるそうです。
僕はわからなくとなると嫌なので、元の位置でもどす様にしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1678082108260-5dkD4hbyB2.png?width=1200)
「1」「2」のネジはどちらでも構いませんが、「A」「B」「C」のネジは元の場所に戻すので写真のようにわかるようにしておきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1678082145153-nkNaozWs9a.png?width=1200)
前玉からのアクセスはここまでですので、レンズが汚れていたらこの状態で清掃しましょう。
後玉分解
後玉は特に分解しなくても大丈夫そうなら分解しなくても大丈夫です。
とりあえず、赤丸のネジ(計3本)外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1678082312056-Y618EO4QWb.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678082341777-iAGdnlX111.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678082359502-SxUUvMzcAs.png?width=1200)
次にマウントネジを4本外します(外さなくても大丈夫です)。
![](https://assets.st-note.com/img/1678082413058-PtPgGEhiyj.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678082435918-gsXWuMuTX1.png?width=1200)
これ以上は配線類とか外さないとアクセスできないので、僕はやめておきます。
基本、後玉はここまでです。
この個体は、中玉までアクセスするのは難しいので、前玉と後玉が汚れている程度なら分解して綺麗にするくらいの感覚の方が良いです。
以上、CANON EF 70-200mm 2.8L USMの分解清掃でした。
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