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青春って制服着て嫌な思いすることだっけ

最近は学校がほぼ無くてずっとお家にいるのですが、寒いからかストーブの前で過去のことを思い出してぼけっとしています。

去年の私はいわゆる鬱病で(学校の友達にも言ったこと無かったけど)、朝から晩まで泣いていました。
電車に乗っても涙が止まらなくて、授業受けてても、ご飯食べてても、夜寝ようとしても涙が止まらなくてずっと死ぬことしか考えてなくて。
たくさんのことが積み重なって鬱病になったから明確な理由は絞れないけど、ぼんやりと「人様に迷惑かけちゃうから私は死ななきゃ」っていう使命感だけはあって、いかに遺族に迷惑をかけずに上手く死ぬかとたくさん考えていました。
薬もたくさん飲んでハイのまま学校へ行って勉強して家帰って吐いての繰り返し。
精神疾患と同時に睡眠障害も。
教室に入るのも怖くて、というのもクラスに馴染めなくて仲良い子が一人もいなかったから孤立してしまって、酷い時はトイレ登校したり😞
もしかしたらこれ読んでる子で同じ子いるかな?
いたら親近感、良くないことだけどちょっと嬉しいかも。

とにかくあの頃は人の目が凄く気になってた時期だったし、タイミング的に学校も家も最悪でほんとに安心できる場所が駅のトイレとか(笑)しかなくて酷くて。
学校行きたくないけど家にも帰りたくないみたいなきもちでいっぱいでした。
同級生が楽しく過ごして眠る1日が私にとっては本当に地獄で地獄で。
そのおかげで本当に最低なこともしたし同時に「あ、このままじゃダメなのかも」って思ったこともありました。
2022年になって環境が整って、結果鬱病も治ったし、大変だったけど悪かった手癖も自力で治すことができました。えらい。
結局子供なんて環境に左右されるものだし、あんなに頑張って自分なりに生きようって抵抗しても死にたかったもん(笑)
仕方ないよ、そういうものだから。
でも、そういうもので片付けられたくなかったんだよねあの頃は。
あの頃たくさん書き込んでた鍵垢ももう今は削除しちゃって見られなくて、本当のことを言うと当時どういう思いで毎日暮らしてたかあまり良く思い出せません。
こうやって全部なかったことみたいに忘れちゃうのがとても悲しくて、そして愛おしくてたまりません。
あの頃の自分を抱きしめてあげられるのは今ここに立っている私しか居ないはずなのにあの頃の自分がどんな姿をしていて何を思っているのかまったく分からないんですもの。
当時好んでた音楽を聴いても、本を読んでも気持ちが頭に5割しか返って来ない、みたいな。
まるで霧の中で娘を探すハリーメイソンみたい。
はい。

振り返ってみると私の過ごした高校生活は青春と呼べるほど綺麗なものではなくて、ジメジメと湿ったような日々だったのですが、おかげで少し人に優しくなれたような気がします。
鬱病にならずに、あのまま人の気持ちが分からないような大人になるくらいだったら、こういう経験をしてみても良かったのかなとも思います。
ただ少し、私も君たちのような純粋で美しい春を送りたかったな、と思います。
いっそ東京じゃなくてどっかの離島で高校生活送るのでもアリだったな〜(T_T)

♪ MAPA【真夏の卒業式】

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