上手なロボット

 毎日の決まった通りに動く、指示された通りに動く、我に返るにも帰る場所も思考には存在しない、でも言えるのはどれもが自分であり真実で偽実矛盾する思考が絶えず流れ込んでくる。


…………


 これじゃ只の機械と変わらないじゃないか?


 とある満員電車、そこにある一つのロボットの頭の中にある思考のオハナシ

 「はぁ………」
 ガタンゴトン
 入社からもう、一年も経ち、全てに置いて何にもならない感じなくなって
 いや、最初から職場は悪くはなかったなかったのだが通勤の時間は苦痛と一言、閉所恐怖症になりつつある。

 引っ越しも考えたがお金がかかるし面倒くさい。
 もう一年もおんなじ様にしてる自分、転職?副業?そんなの続く分け無い………運がない限り………

 『岸冬寺〜岸冬寺〜電車は右側に開きります扉にご注意下さい』

 そうこうしてるしてるうちに降りるべき場所に電車が止まった。
 「はぁ………」
 ため息がなぜだか止まらない
 


 ピンポーン

 もうなにも考えず改札をとおりもう意識がとんだ様な気分でいつもの道を行く。
 
 会社に入るといつものジェスチャーと定型をお互いに乱列させる。
 乱れたのような動きでも全員が最適解を経験から一瞬でこなす、デスクワークの従業員が見る画面の中にもその光景が視野の隅で確認が取れる。

 「我々は人にして人にあらず」、これは会社のキャッチコピーではなく、昨日の日記を書いたときに思いついたもの。定時に帰れるだけまだいい方だとを私は信じる。

 安定した給料、保証された生活、何も考える必要のないギョウム、休みとかの過ごし方なんて只の退屈でしかないい、るだけでギョウムがくるそれをこなすそれだけで満足。
 休憩もゆで卵を一個頬張るだけ、それくらい忙しいのだ。
 だがこれでいい、昔の自分なんてものが愚かで仕方のない。
 …………ガリッ…ペッ…ガサッ …

 例えば流行に追いつこうと必死だったり、人と話しまくるのがたのしかった………らしい。
 もう関係のない話だけどね。
あれの何が楽しいんだか………

 結婚なんて誰かがヤるでしょ?私はしないけど、無駄だし、気持ち悪い。
 
 そんな思考の元今日も今日とてなんにも変わらない日々を終わらす時間なんてそんなもの。

 仕事なんて、機械を動かす機械で構成している、機械を動かす機械のほうがプログラミングをするのが難しい非言語だし、理屈も通らない 

 そしてまた新しい機械が数個導入するらしいプログラミングしないと………

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