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1日6時間勤務を実現しました。    番外編その2「40代未経験からの転職成功ストーリー」

次のチャレンジは、長時間労働の人材業界で、ドイツやフランスの労働者並みの労働時間を実現することです。

16時には帰ります。よろしく。

アラカン(60代)になった函館のダイは、3年連続で、個人成約予算を達成し、リクルートメントコンサルタントとして成熟期を迎えようとしていました。

この頃、勤務していた企業は、比較的、人材業界では短い労働時間でしたが、みんな、1日平均9時間30分働いていました。
中小の人材系の企業は、1日10時間から11時間が多かったと記憶しています。


目標は、社内で許される1日6時間勤務(フレックス制を使うと可能)

私は自由人です。


<この頃の私の労働環境>

両面コンサルタントは、人材側の業務である登録者のスカウト、呼び込み、面談と、営業側の業務である採用企業の新規開拓、契約のすべてが一気通貫で担当できますので、自分のスケジューリングがスムーズにできるのです。

もちろん上司への報告や行動スケジュールの登録はしますが、基本、誰からの指示もなく、最終のクロージングまで、完結できるのです。

私の位置は、社内最年長コンサルかつ、年間営業成績が達成していたこともあり、ほとんどお任せの状態のため、組織人でありながら、フリーのコンサルタントと同じくらい自由でした。

たった一人だけのプロジェクトです。

<いざ、労働時間短縮プロジェクト開始>

たった一人だけのプロジェクトです。
誰からの指示もなく、誰も知らないプロジェクトが、独断と偏見で始まったのです。
繰り返しますが、その頃、フレックス制が導入されていましたので、
この制度を利用し、1日の労働時間を6時間までにするのが目標です。
月間出勤日数22日×6時間=132時間 年間労働時間1584時間という省エネ勤務で、ドイツやフランスの労働時間を実現すると心の中で、固く誓いました。

<実行した8つの施策>

①    勤務に集中できるように、他のコンサルタントより1時間はやく出社し、デスクワークをする。
電話も来ない。他の社員からのアプローチもないので、速度2倍。

②    営業での移動時間は業務時間として、フルに使う(メールチェック、翌週のスケジュール作成、経済紙読破など)

③    ホテルのロビーなど、外に無料のデスクを複数確保し、次のアポまでの空き時間は、デスクワーク実施。

④    自分のスケジュールに登録者面談、企業訪問を合わせ、一日6時間をフルに使う(先に日時を決めてお願いする)
会社からの配布の面談は、スケジュールに影響するため、お断りして、自分で獲得した登録者のみに限定する。
ここまできますと、独立可能レベルです。

⑤    ランチは基本、登録者との面談(再面談、入社後のフォロー面談など)や企業人事との情報交換を主とする。

⑥    連絡は電話がメインで、いないときだけ短いメールを送る。

⑦    デスクワーク出来る限り、複数の作業を同時進行する(スカウトと電話、メールとスカウト、登録者データー確認とスカウトなど)

⑧    毎週金曜日までに翌週の行動スケジュールを決める

⑨    単純作業は出来る限り(データー集計など)は、本社後方部門に依頼する。

⑩    送別会や会社主催のパーティ以外の飲み会は、出席しない。

クライアントは、社外の取引先のメールはすぐに見ないよ。
個人のメールとは違います。

<途中経過>

施策実行の1ケ月目は、あまりの忙しさにへとへとで、個々の業務の正確性が失われ、未達でした。
そこで、各業務を定型、変動に分けて実行する時間帯を曜日別に仕分けしました。
100%のスケジュール管理することをやめ、余裕を持たせ、クレーム対応でも1日のスケジュールを完結できるようにしました。
これを、半年かけて実行し、計画と実際の行動をデーター化して、各業務を仕分け変更した結果、ついに実現したのです。

16時ですので、帰ります。


支店内で、一番に帰宅するコンサルタントになったのです。

その帰宅時間は、16時です。もちろん、どうしても16時以降のアポがある
場合がありますが、その時は、出社時間を遅くします。


<16時以降はどうしたの?>

①    ジムに通い、体力増強が出来、アラカンで健康診断がオールA

②    家族と毎日、夕食を共に出来て家庭円満。

③    1日8時間以上の睡眠時間が確保でき、いきいきライフ実現

家族と毎日、夕食を共に出来て家庭円満


いかがですか。16時帰宅は極端ですが、「週1回の定時帰宅一人プロジェクト」を秘密裡に始めてみませんか。

人生は有限ですので、すこし行動を変えて、人生を楽しみませんか。
人生を幸せに生きるには、三種の神器である「いい仕事」「お金」「健康な体」が必要です。

いい仕事は、転職で得ることもできますが、今の職場での行動を変えることでも可能です。
さあ。「週1回の定時帰宅一人プロジェクトを秘密裡にはじめましょう」

「週1回の定時帰宅一人プロジェクトを秘密裡にはじめましょう」




来年の皆様の成功をお祈りします



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