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函館のダイの投資日記 (1回目 )   円安のときの投資方法はどうしたらいいのか

23日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が再任する方向で、ホワイトハウスが発表いたしました。金融政策の安定と継続を重視する政策が継続されることが見えました。
これを受けて、現在のインフレ抑制政策の「テーパリング」から始まり、次の一手である金利のアップが進むことを市場は織り込み始めました。
それは昨日、米国10年債券金利が、1.6%を超えたことです。
セオリー通り、金利アップ=ドル買い円売りの構図で、1ドル115円を超えて、120円を目指す勢いになっています。

今年の春ごろに、テーパリングするかも知れない報道だけで、米国10年国債が1.7%を越えたように、先に市場は反応しますので、今回も同様の動きになっています。

テーパリングとは、量的金融緩和政策における資産買い入れ額の縮小の事


下記は私の主力証券会社、SBI証券の過去3年間のドル円グラフです。
急激な円安が顕著です。

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なぜ円安がすすむのか

① アメリカは、金融緩和によってインフレが進んでいるため、金利引き上げをすることが事実上決まっています。
当初、2022年中は上げないとFRPが表明していましたが、おそらく早まりそうです。

② この3年間の日本国債10年金利は0.070%、米国債は1.639%と高い水準になっているため、日本の債券運用よりもアメリカの債券運用のほうが儲けますので、円売りドル買いが進みます。

③ 円安を望む輸出企業が多い事

では、この円安時の投資はどうしたらいいか

短期で日本の株式へ投資している方は、内需企業から外需企業へシフトがベターでしょう。

しかし、私の結論は、米国株の一択です。
もちろん、ナスダック市場も有望ではありますが、この金利高では、コロナからの大きな上昇率は見込めませんし、高すぎる水準です。
来年の米国金利上昇、なんらかの事件(戦争、大規模な災害等)で、10%程度の下落が予想されます。

ここは、いつも言っていますが、定額で毎月「VIG」「VTI」「VOO」「VYM」を買い増しが正解でしょう。
一時的な下落がおきても、この優良な米国ETFで幅広く米国の優良企業の株価は、すぐ戻ります。
そして、円安ドル高の恩恵もあり、きっとあなたの資産を大きく増やすと思います。

では、下記で、一度、米国ETFや米国投信方法を再確認ください。


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日本人も自分で稼ぐ時代になっています。

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