見出し画像

8/19/20 A清水戦【ポイントレビュー】

「アグレッシブな試合」「アタッキングフットボールのぶつかり合い」「師弟対決」「バカ試合」「THEオ・ウンゴールの再来試合」・・・などなど、これらの様々な表現がしっくりくる様な試合でした。

なにはともあれ、昨シーズンダブルを食らったモフモフ率いる清水から勝ち点3を手に入れることができたのは非常にうれしいものです(祝)

そしてそして實藤友紀と和田拓也。
特に實藤友紀に関しては私自身、何か引き付けられるものを感じました。


そこで今回は清水戦全体ではなく、いくつかのポイントを挙げてそれについて考察をしていきます!!

1.VS清水 スタメン

画像1

こんな感じ。それぞれの戦前チーム状況を確認。

≪清水≫
・エウシーニョが離脱中?今節復帰かと思われたが右SBは奥井
・前進の際、「WGが中&SBが大外」
・守備時4-4-2
・セットプレーまじで怖い、みんなでかい。。。
・5戦負けなし(2勝3分)
≪横浜Fマリノス≫
・實藤友紀&仲川テルが負傷明け
・きんに君こと、会長高野がスタメン復帰
・和田拓也‼和田拓也‼
・前節はWG中よりの実験回だったのかあまりよくない内容
・2勝2敗1分(二試合勝ちなし)

2.全体の流れ

前節の大分戦はWG,SBの配置が換わったこともあり、あまり良い内容ではなかった。そこで今回は、

【右】大外→高野(SB)&中→前田(WG) 
【左】大外→仲川(WG)&中→松原(SB)

というセットでWGとSBを配置していた。(アシメおしゃれだねえ)

全体的には「前!前!前! アウ〇イやぞ!」という感じに選手の中に迷いがなく前進することができたと感じた。

その要因としては、ボランチ2人”田拓也”コンビよるB-up関与・サポートや、WGの動きの整理等、選手の配置と動きが落ち着いたことが挙げられる。

また、変化だけでなく「ケニー&テル」の名コンビの復活が代表するような継続的なものがうまく作用したことも要因の一つと考えられる。

変化と継続、いい感じのバランスが一つ見つかったのかなと。まだ、夏休みの宿題はすこし残っているけどね!!!(俺には夏休みがまだ来てないので羨ましい。)

ともあれ、勝ったので良かった。

3.實藤友紀

今節注目を浴びた選手は、非常に多かったのではないか。

開始早々に個の力で得点を奪いこの日2点を挙げたジュニ男。
久しぶりの起用に2アシストという結果で答えた会長高野遼。
移籍後初ゴールの前田大然、決勝ゴールにもなった渡辺皓太。
そして再び大きな注目を浴びた、和田拓也‼和田拓也‼。

しかし私が今節一番に目を引かれ、心をひかれた選手は實藤友紀である。

ぶっちゃけ、福岡から移籍してきた時には注目などしていなかったし、プレーも見たことがなかった。私が唯一實藤友紀に関して認識していたことは某カワ〇キのクラブにいたことくらいだ。

この清水戦で理由はわからないがなぜか惹かれるモノがあったのだ。

本来CBとして必要な素質である、「バッチーン‼」という対人の強さやチアゴのスピード等のように分かりやすいモノを持っているわけではないだろう(わかんなかった。。。)。

それでも何か惹かれるモノを實藤友紀に感じたのだ。

そこで清水戦の實藤友紀を振り返ってみる。。。

1、攻撃関与
實藤さんの魅力の一つは攻撃関与ではないだろうか。CBというポジションからの積極的な攻撃関与だ。

ボールを捌き、ポジショニングを修正し、周囲を把握して、また捌く。

まさにマリノスフットボールの特徴の一つである。
清水戦で實藤さんが魅せた、攻撃関与は9:45~のシーンである。

図にするとこんな感じ。(この挿入を間違えて、20万字のばかみたいな文章ができて泣きながら編集しました涙)

清水 實藤さん

このシーンの始まりである、和田拓也からのパスも素晴らしかったが、その後の持ち上がりから始まる實藤さんの攻撃関与はほんとになんかすごくよかった。
なんかいいんですよ。

☆ハイライト動画にも含まれていたので、どうぞ(当該シーンから再生されますよ!)

一回攻撃に関わるだけではなく、その後も起点となり続けてジュニ男のフィニッシュを演出した。この関与し続けて前線に行く感じは浦和戦でも見せていたので、たまたまというよりかは意識・もしくは持ち味としているでしょう。


またこのシーンから、實藤さん以外に読み取れるのは前田の動きだ。

上図②ですが、前田が中に動くことでマルコスの正面のギャップが空き、それによって實藤さんとマルコスとのワンツーが成立した。

本来ならば、大外にいるはずのWGが中に動き出すという新たなやり方の片鱗が見て取れるシーンであり、また大然も仲間が使うスペースを生む動きができていたということが分かるシーン

脱線しましたが、ここで言いたいことは實藤友紀です。
本当にいい。いいですよ!!

見た感じ、右・左の足元のテクニックにも問題はなさげですし、スペースを見つける・使うということもよくできる選手なのではないかと期待が膨らむぜ。
(20:14)の相手の頭上を使っていなしたシーンなんかも。足元の自信がうかがえる。


シンノスケのような縦パスをズバッと通すことに関しては、それを武器にしているようではないですが、「見ている」ということはわかりました!
左にボールを置いてウインドウをつくるわけではなさそう(これはシンノスケの特権か、、、。)

2.守備
「バッチーン」という対人の守備や、空中戦に関してはあまりよくわかりませんでした、、、。
ただ一発で交わされるような軽い感じもなく、ペナ内で最後にスライディングで足を投げ出すなど、しつこく行けるスタイルの様な気がします。

清水戦のデータを見るとまた新しいことが分かりました。

【守備ポイント】
1位 6,17 ヴァウド
2位 3,61 實藤友紀
3位 3,59 立田
             (FOOTBALL LABO より引用)

1位が非常に高いのであれですけど、全体で2位、マリノス内では1位と守備でもしっかりと仕事をこなしてくれたことが分かります。
(またインターセプト回数も非常に高かったのですが、そのデータ元の確認が正確に行えなかったので、印象として伝えておきます)

守備でも誠実に、献身的に行ってくれそうなのでなんか安心できそうですわね。なんか真面目そうだしね☆




てな感じで清水戦の實藤友紀を振り返ってみました。

チアゴ、シンノスケとは異なる攻撃面での特徴をもち、また守備面でも誠実に()対応をしてくれそうなので、今後にもかなり期待したいところです。
なぜか気に入ってしまったので、盲目的に評価をしていますがまあ、いいでしょう。

また、BOSSの中では「チアゴ&シン」への信頼は高そうですが、マキトも含めて自分の特徴を最大限生かして、その牙城を脅かしていってほしいと思います。それがチームの成長になり力になる!



p.s.今シーズンは19のユニを買おうか迷うほど心を奪われてしまいましたが、私が買うナンバーグッズの選手が一年後に移籍するという個人内ジンクスがあるので再検討します。多分買うから實藤さん頑張ってね☆


3、喜田首相に思うこと

最近喜田さんの調子が本調子ではないのではないか、という思いが多くのサポーターさんから聞かれます。(実際私自身もそう思う。)

そこで、現時点で何が原因なんだろうとふわっと考えてみました。

①「僕も連続勤務です。」
最近、日本の首相の連続勤務が話題になっていますが我らが喜田首相は三試合連続フル勤務です。しかも鹿島戦から振り返ると、、、

☆喜田首相の勤務状況
【鹿島戦】90分
【横浜FC】90分
【札幌戦】→56分交代
【仙台戦】→79分交代
【柏戦】 90分
【大分戦】90分
(清水戦)90分 

いやあ、この過密さでこの連続勤務はさすがに疲労はたまるでしょう。何せ今年は過密日程ですし、間にAWAYの移動もありますしね。

私だったら耐えきれず、二試合目の時点で足がつっていることでしょう。

てなことで、疲労によるミスが生じているのではないでしょうか、よってこれが私の中の一つ目の仮説です。「僕だってさすがに疲れるよ!」です。

②立ち位置と選手の変化
これは完全にデータも何もなく、イメージです。

喜田首相の攻撃面で昨シーズン特に注目されていたプレーは、

①B-UP関与
②反転で「クイッ」と相手をかわす
③大外レーンへの経由(主にテル)

①に関しては今シーズンもうまくやっていますし、特段難しいわけではないと考えられますね。

しかし②、③に関しては今シーズンミスやそもそも喜田さんによるプレーが見られない状況が続いています。

その要因は起用される前線の選手が変わっていること、その選手たちの立ち位置が変わっていること、ではないでしょうか。

今年、それもここ何試合かは起用される選手が変わっています。ほぼ固定されていない。それは、今期のスタイルの模索や選手か買う特、離脱など様々な要素によるものです。
そのことによって、「本来ここにいるでしょ」、「味方がここにいるから、相手が自分にかけるプレスの向きはこっち、だからこうすれば反転で「クイッ」とできる」
ここら辺のプレーが上手くできない、もしくは試せないのではないでしょうか。

また立ち位置も変わっているので、それに応じて相手のプレスの向きが変わり、ちょうどよい感じが未だつかめていないのもあるでしょう。


後は何せ喜田首相の持ち味は攻撃よりかは、守備の奪取・カバーですからチャンスをつかんだ選手たちのサポートに回っているとも考えられますね。
とにかく、疲労回復頑張ってほしいところです。

ブンちゃんやシンノスケみたいに労基に訴えをしてもよいのでは、、、、?

4.最後に

今回はいくつかピックアップして試合を振り返りました。
WGの立ち位置や新たな選手たちの戦術理解の浸透、新たな可能性など、発見することは多かった印象です。何度も言っていますが、勝ってよかった。

次節はJFK監督率いる広島戦。
皆で紫のビブスを着るなど、ボスがどんな工夫をし続けてくるのか楽しみです!!!

最後までありがとうございました🙇

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?