【読書#5】反応しない練習 - 意図的スルー

■はじめに
生きていると様々な悩みが出てきます。それらにどう対応すれば良いのか。
その方法を草薙龍瞬さんの著作『反応しない練習』(中経出版・2015年)から考察。

※注意
・この記事は、本著作の客観的な要約ではありません。
・この記事では、本著作を当方にとって役に立つ箇所を、当方なりの解釈で手短に紹介します。

■結論
1:自分の当面の目的と現時点の最優先事項を自覚する。

2:現時点で感じている悩みを理解する。

3:目的・最優先事項に役に立たない悩みはスルーする。

■結論の根拠
マコなり社長やサラタメさんが肯定的に取り上げ、Amazonレヴュー10000件越えで平均4.4以上の評価なので、再現性も高いと思います。

■これから必要なアクションは??
1・2をA4の1枚紙に書き出す。
著者は書き出せとは言っていませんが、赤羽さんやマコなり社長のように、書いた方が思考がクリアになると思います。
そして、その背景(自分の当面の目的や最優先事項)には、自分の価値観と自分の人生の目標があると思いますので、それらも文章化できると良いと感じました。

3は文字通りです。自分の目的にとって、役に立たない悩みはスルーして、自分の人生にとって不要な判断・断定をしないようにしましょう。そんなことにエネルギーを消耗するのは馬鹿らしいです。

■おわりに
「反応せずに、まず事実を理解し、判断を手放せ」「過去を引きずることは、過去に反応している」という点は参考になりました。自分の役に立たない事象の良し悪しなどの判断・断定は無用だ、と。
サラタメさんの動画では本書を「戦略的シカト」というキーワードで紹介されていたように、まさにシカト、つまり無視するになると思います。
(著者は、判断しないは、無視とは違うという記述されていましたけど。具体的なアクションとしては、サラタメさんが言うとおり、「戦略的シカト」になると思います。)
問題を自分自身で主体的に選定し、対応を決定するという点では、7つの習慣の「第1の習慣:主体的である」に似ているように感じました。

でも、これって、30歳も過ぎれば、ほとんどの社会人はできるようになるんじゃないかとも思いました。
たとえば、多くの人に職場で嫌な人っていると思うんですが、利害に大きな影響を及ぼさない嫌な人って、基本的に関わらないようにするじゃないですか。
で、問題は利害関係に影響を及ぼす嫌な人なわけで…。そういう意味では、本書は普通のことを普通に書いている印象でした。
また、事例として、家庭内暴力を受けてホームレスとなった婦人の記載がありましたが、ご自身の問題を理解して希望を得ただけで、個人的には現実的に何も解決していないように感じました。

■今回勇気をもらった動画
マコなり社長/あらゆる「悩み」を消す合理的な方法
https://www.youtube.com/watch?v=lbph6FSARCc

サラタメさん書籍 解説】反応しない練習|10秒でストレスを消す思考法
https://www.youtube.com/watch?v=cEj48QKHl3A

中田敦彦のYouTube大学/反応しない練習①
https://www.youtube.com/watch?v=ZoUcTFQbo4s

つっちー校長/全自動】”会うだけで”美女を沼らせる方法5選
https://www.youtube.com/watch?v=zkJ_KQkPeiY
説得力MAXで現実を理解させられる素晴らしい動画です。

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