高度人材について

前回は外国人人材の種類についてお話させていただきました。
今回はその中から、
高度人材についてお話させていただきます。

高度人材とは、一言で言うと日本人とほぼ同じように雇用できる外国人人材の事です。
アルバイトのように週28時間の制限や、
技能実習生のように有期雇用ではありません。
5年でも10年でも働く事が出来ます。

ただし、全く制約が無いかと言うとそうではありません。
大前提として就労ビザを取得する必要がありますが、
高度人材は単純作業をさせるために取得することは出来ません。
前回もお伝えしましたが、専門性のある技術の活用や国際的な業務である必要があります。

専門性のある技術の活用や国際的な業務ってなんなの?と疑問を持たれると思いますが、
就労ビザの種類や条件を調べ出すとめちゃくちゃ複雑ですので、
今回は中小企業が採用する高度人材で最も一般的であるビザの
「技術・人文知識・国際業務」について説明致します。

・技術
「理系」の分野に属する技術や知識を必要とする業務
例)機械工学等の技術者、システムエンジニア等のエンジニア

・人文知識
「文系」の分野に属する知識を必要とする業務
例)企画、営業、経理などの事務職

・国際業務
外国人特有の文化に基盤を有する思考や感受性を必要とする業務
例)英会話学校などの語学教師、通訳・翻訳、デザイナー

こうして見ると多岐に渡りますね。
技術はわかりやすいと思いますが、人文知識と国際業務に関しては外国語が必要、もしくは外国人ならではの業務である必要があります。
例えば営業職の場合、外資系や海外の企業への営業などであればいいのですが、一般的な国内のルート営業などですとビザが下りない可能性が高いです。

最終的には行政書士の仕事になりますので、
・単純作業はダメ
・機械工学、設計、IT関連などの技術者
・翻訳、通訳などの語学能力を必要とする業務
・貿易など、海外企業とのやり取りが発生する業務

上記のポイントを覚えておいていただけるとよいかと思います。

現在サポートさせていただいている製造業のお客様は、
現在ベトナムに生産委託先を開拓しており、今後タイなどにも進出予定の為、
日本語、ベトナム語、英語の出来る人材を募集しております。
もし日本人で3カ国語が出来るとなると相当優秀な人材で、年収もそれなりで採用するのも大変だと思います。
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現在、新型コロナの影響で人の流れが大きく変わっており、
好条件で優秀な外国人人材を採用出来るチャンスでもあります。

「この業務の場合はどうなの?」
「どんな人材がいるの?」
「採用したい場合はどういうフローになるの?」
などなど、気になる事がありましたらお気軽にご連絡ください!

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