見出し画像

お餅の代わりにじゃがもち

早いものでもう大晦日。
お正月にはおせち料理やお雑煮など、普段とは違うお料理をいただくよい機会です。
でも、食べることがまだ上手にできない乳幼児期には要注意な「お餅」
食べる時の注意点やお餅代わりに食べられる「じゃがもち」を紹介します。

お餅は何歳から食べられるの?

子どもにお餅を食べさせてよい目安は3歳以降です。しかし、3歳以降でも噛む力や飲み込む力には個人差がありますし、食べ方によっては何歳になっても誤嚥は起きますので、油断大敵です。

お餅を食べる時に注意すること

以下のようなことを注意しましょう。

  • 子どもが3歳以上で、ある程度よく噛んで食べられること。

  • 小さめに切って、ゆっくり食べるように声かけすること。

  • 水分をとってからお餅を食べること。

  • 大人が一緒にいる場所で、見守りながら一緒に食べること。

  • お行儀よく座って食べ、口に入れたままお喋りなどしないこと。

  • 万が一事故が起きた時、すぐに病院で診てもらえるように当番医を確認しておき、なるべく病院が空いている時間や午前中に与えることをおすすめ。

消費者庁からの注意喚起

消費者庁からの注意喚起が出ています。ご一読いただき、安全にお餅を楽しみましょう。

「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!」
「年末年始、餅による窒息事故に御注意ください」

消費者庁ウェブサイト1
消費者庁ウェブサイト2

今日のあんしんおやつ

お餅を食べるのが不安な子どもさんにオススメの「じゃがもち」を紹介します。保育所の人気おやつでしたが、3歳未満の子どもたちも上手に食べていましたよ。

じゃがもち(みたらしあん)

じゃがもち

材料(500円玉サイズ✖️8個分)

じゃがいも 小3個(200g)
片栗粉 大さじ2
焼き油 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
水 小さじ1
砂糖 小さじ1と1/2
(水溶き片栗粉)
片栗粉 小さじ1/2
水 小さじ1

作り方
1.じゃがいもの皮をむいで、コロコロに切り、柔らかくなるまで茹でる。
2.柔らかく茹でたじゃがいもをビニール袋に入れて、火傷に気をつけて潰す。温かいうちに片栗粉を加えてよく混ぜる。
3.500円玉くらいの大きさに丸める。
4.フライパンを温めて、油を敷き、3のじゃがもちを中まで火が通るように焼き目がつくまで中火で焼く。じゃがもちをフライパンから取り出す。
5.フライパンにしょうゆ、砂糖、水を入れて火をつけ溶かし、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけ、みたらしあんを作る。
6.じゃがもちにみたらしあんをかけていただきます。

噛み切りやすく食べやすい

子どもが手に持って食べやすい大きさです。
お餅のような弾力はなくお餅よりは食べやすいと思いますが、水分をとりながら大人のいるところで食べましょう。
刻み海苔などをまぶすと、磯辺もち風にもなりますよ。
楽しいお正月を事故のないようお過ごしくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?