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-/小樽滞在記

2024/08/20
 札幌へ行った。中央区を通過しただけで生命エネルギーの半分が吸い込まれた。力、無し。

 空気の匂いがいいな、ここなんだか懐かしいな、ああ人が眩しいな、すきだな、というようなときに、快く思うだけでなく、なんだか気持ちが痛む。
 たぶんこの肉体に油を指さなくてはならないのを、面倒だからと後回しにしていたから軋んでいるのだと思う。
 剪定を怠った、と思ったときには本来切るべき枝に栄養を奪われていたりする。うむ。

 今日は一日、特になにもしなかった。
 植本一子と滝口悠生の往復書簡「さびしさについて」を読んでいた。
 スイカをもらって食べた。

300秒で自我が消失する米粒

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