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人生最長54.32㎞に挑戦

白馬国際トレイルラン。

トレイルランニングレースは
これで6回目。
去年50㎞をなんとか完走したけど
今回はプラス4.32㎞で距離を伸ばして挑戦。

ただ
長野の山はずっと天気が悪くて
前日も当日も雨。
当日は大雨警報も出ていたようで。
レインウェアを着て
ザックの中身は全部ジップロックに入れて
テンションまるで上がらず(笑)スタート!

道は沢の水も溢れて川に。
森は沼に。
山のくだりは泥のウォータースライダーに。
まともな道が殆どなくてフラットな道もぬかるんでいて走れない。くだりは怖くて進めない。

寒さでトイレに二回寄る。
関門の時間を気にしていたけど案外全部ギリギリだった。
もうリタイヤして山のゴンドラで降りよう、と知り合いにも誘われたけど、次の関門まで間に合わなくても行けるところまで頑張ってみようと走り出す。

途中同じペースで走っていた女の子とゴールを目指すも、41㎞地点のエイドの関門で

時間切れでーす
という聞きたくない言葉を聞いてしまった。

あと13㎞。
身体も足もまだ走れたのに時間の関門が非情にもやって来た。
8時間近く雨に打たれ、寒くても動き続けていることで何とかなると言い聞かせ(寒さで腰が痛くなったけどロキソニンで誤魔化していた)泥まみれでも気にせず前に進んできた。

完走出来なかったことは今までに無かった。
今回は知り合いも結構完走出来ず、みんなの前で笑っていたけど、ひとりで泣いた。
悔しかった!

泥だらけでも無心になって頑張る
というシュチュエーションは
日常でもそうそうない事。

そんな大会で完走したかった。

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