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上野リチ

去年、手に取った『芸術新潮2021年12月号』で”上野リチ”という名を知った。
「いいな」「好きだな」「見たいな」と思うものはこれまでもたくさんあって足を運んだ展示はいくつもあるけれど、今回は「私、これ見なくちゃっ」と使命感にも似た思いが募った。

場所は京都国立近代美術館だった。
2月になれば東京での巡回展もあると知り、最初は当然のようにそれまで待とうと思った。
せめて図録だけでも先に手に入れておこうと京都の美術館から取り寄せた。
図録を眺めて、はやる気持ちを落ち着かせるつもりが「そうだ、やっぱり京都に行こう」と思い直していた。全然待てなかった。
「いつ行くの?今でしょ!」私の中でメタ子も叫んだ。

そして去年の12月、私は京都で誕生日を迎えた。
勝手にリチの作品に祝福された気分に浸り、励まされた。
たくさん言語化したいけど、時間がかかりそうだ。

今までの私なら、去年行った展示を一つ一つ時系列に順を追って言語化できるまで書くのを止めていたけれど、今年の目標は「今の自分の気持ち」にタイムリーに向き合う(有言する)を大事にすること。
とにかく今の気持ちだけを記しておこうと思う。

東京での巡回展が待ち遠しい!

https://lizzi.exhibit.jp/


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