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私悩んでいたみたいなんです。

こんにちは。
看護師をしながら被写体活動をしています。
町芙由紀です。

突然ですが、なんだか私悩んでいたみたいなんです。
でも、元気になれたので、私の記憶をここに置いておこうと思います。

少しまとめると2021年3月から、私の周りにいろんなことが起きました。

まず一つ目に
たった1ヶ月ですが、コロナ病棟勤務になりました。
この時は実家暮らしで祖母も一緒に住んでいたので、一応ホテルで過ごすことになりました。
最初は不安でいっぱいで、食事も常に外食やコンビニやレトルト。慣れない場所で慣れないメンバーと慣れない仕事をして、でも、私はすごく楽しかったんです。
新卒で入職して、それ以来小児病棟勤務。コロナ病棟では初めての連続が毎日新鮮で、そして未曾有のコロナウイルス、コロナ禍という状況に目の前で立ち会えているということをとても誇りに思いました。

二つ目に
看護師人生で初めてお看取りを経験しました。
看護師になって、コロナ病棟で、私は初めて目の前で人を亡くすという経験をしました。1週間前は元気に私に話しかけてくれていた年配の男性でした。いつも明るく話しかけてくれていたからこそ、印象に残っていたし、私が病室で慣れない機械に戸惑っているといつも助けようとしてくれた方でした。そんな方がものすごいスピードで悪化していって、亡くなるなんてコロナウイルスの怖さと命について考えさせられました。

3つ目に
私が1年4ヶ月担当していた子どもが亡くなりました。
初めて会った時は、大きな声で泣いて立ち上がっていて。念のため経過観察で入院だったはずなのに、急変して自力では命を繋ぐことができなくなってしまいました。そこから1年4ヶ月、担当看護師になって、毎日いろんな葛藤があって、苦労したからこそ、どんどん思いも強くなって、とても可愛くて、最善の形で幸せになって欲しくて。
用がなくても部屋に行って、顔を見て、返事はなくても毎日話しかけて。担当看護師になれたおかげでいろんな経験をさせてもらえてすごく勉強させてもらいました。
いつか来るとはわかっていたけど、その時が来てしまって。リーダーとして、一看護師として、そして担当看護師としてもっと何かをしてあげられなかったのかな?と思ったし本当に喪失感が大きかったです。私にとって、この子とご家族に出会えたこと、とても大切な出会いでした。

4つ目に体調の変化です。
もうすぐアラサーだし、体質改善というか、体調改善というか、病気や怪我ではないけれど、整えておくのもいいかも?と軽い気持ちで始めた健康づくり。
その中の一つの影響で、とんでもなく気持ちが悪くて、夜勤中に立っていられなくなったり、体重が7kg増えたり、今ではすっきり良くなったけど、数ヶ月辛すぎて健康づくりも大変だな?って思いました。これからも健康に。

5つ目に職場で新たな立ち位置を任されました。
今までずっと小児病棟一筋。コロナ病棟たった1ヶ月。
そんな私が外来勤務を始めることになりました。慣れない場所で慣れない仕事。私は何かに慣れるまですごく時間がかかるタイプで常に緊張してしまうので、外来勤務はいつも緊張。仕事を教えてくれる外来勤務の看護師はすごく気遣いができて、仕事も早くて、視野が広くて、コミュニケーションも上手で、本当に仕事が出来すぎる方ばかりで、先輩みたいになりたいけど、私には難しいだろうなと思います。
でも、少しずつ仕事を任せてもらえて、少しずつ慣れてきて、少しづつ楽しくなってきて、これからどんどん成長していけたら嬉しいな。

他にもいろんなことがあったけど、大きくはこの5つでした。本当に毎日悩み、毎日必死で、自分の感情を受け入れる時間も余裕もなくて、コロナのせいでうまく気晴らしも出来なくて、私は全然気がついていなかったんだけど、職場の先輩に何か悩んでいるの?って言われて初めて自分の変化に気がついた9月でした。
私、悩んでたんだ。たしかに仕事大好き人間だったのに、嫌だと思うことが増えたし、それは私の甘えや怠けだと思ってたけど、いざ悩んでいると知っていろんな人に気持ちを話したら、嫌だと思っても仕方のない状況だったんだって知れました。気づかせてくれた先輩ナースも、わたしの話を聞いてくれた友人たちも本当にありがとうございました。

そんなこんなで被写体活動もSNSもなかなか出来ていなかった訳ですが、夏休みでリフレッシュして、心機一転一人暮らしも初めて。そして何より落ち込み要素だった体型もジムとトランポリンで徐々に元の姿に戻りつつあります。
自分のやりたいことにまっすぐに、時にきちんと自分に向き合って、大切に生きていきたいな。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
大切な仲間との写真と、等身大の私をおいておきます。

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