関西と北陸へ出かけてきました(3)~阪神競馬場で意識を飛ばしかけていました
西宮北口でICOCAにチャージして、今津線の宝塚行きに乗り込んでこちらで降車しました。
仁川(にがわ)。
駅構内の階段を経て改札を出場し、アップダウンを繰り返す地下通路を歩いてこちらに到着しました。
JRA阪神競馬場。
西日本で言う京都と同格の競馬場です。
競馬の世界では阪神競馬場を最寄り駅の名をから「仁川」と呼んでいます。
(ちなみに京都競馬場は「淀」、東京競馬場は「府中」)
これでJRA10場中5場目の訪問となります。
(残すは中京を除くローカルの5場)
QRコードが付いた当日入場券を現金で購入し、入場ゲートで係員にQRコードをかざして中に入ると。
阪神独特の屋根が少しかかっているパドックがお出迎え。
テレビで視たヤツだー!と心の中で叫んでいましたが。
で、入ってすぐに2歳の特別戦が発走するようでしたのでスタンドへ。
この日は重賞が設定されていませんでしたが、そこそこの入りでした。
まぁ声援が大きかったこと。
怒鳴りに近いのもチラホラありましたし。
そして、再びパドックへ。
次のレースの馬たちが回っていました。
この後前のレースの確定を見届けた客達がパドックに集まってきました。
新聞を片手に赤ペンを耳にさしてる人たちで溢れかえり、「××(騎手の馬)は消しだなぁ(買う馬券から外すというニュアンス)」「この馬覇気無いなぁ」などの会話があちこちで展開されていました。
ちなみにさきほどの「××」騎手は翌日5勝してメインレースの重賞もレコード勝ちしていたのですけどね。
パドックは東京と違って南側に設置されていますので、ここで太陽の光を思いっきり浴びてしまってバテてしまい、ヘロヘロの状態でフードコートに向かいドリンクを買って中で涼んでいました。
このレースは場内実況をスタンドの中で聴いていました。
その後外に出て、スタンドのゴールに遠い方に向かいました。
すると轟音と共に飛行機が高度を上げていく姿が見えました。
伊丹空港の西側にあり、かつ空港から近いですので飛行機がテイクオフする姿は実際に見えるのでした。
ちなみに。
伊丹発那覇行きJAL便のA350-900が飛び立っていくのをスタンドの最前列からずっと視ていました。
そしてほどなくレースも発走していました。
スタンド端でも歓声は凄かったのです。
そして、お腹いっぱい状態になり、メインレースが始まる前に競馬場を辞して、再びアップダウンを繰り返しながら仁川駅へ向かい、宝塚行きに乗って北上し宝塚駅へ向かうのでした。
それにつけても、仁川駅を降りてから競馬場までの距離がとても長く感じました。
いつになったら競馬場に着くのだろう・・・と思っていたのも事実ですし。
なにせ通路のアップダウンが激しかったのも精神的にもこたえました。
そういう意味ではまだ中京競馬場の方が分かりやすいかも知れません。
中京の場合は最寄りの駅から競馬場に向かって相当歩きますし、行きは上り坂ですがそれも緩やかで時折残り○メートル、最終的には○ハロンというシャレのある看板も立っていますし、建物がきちんと視えてきますし。
ちなみに今春に京都競馬場が長期の大改修を終えて再開場し、今年の春からは京都、阪神の2場使用による西日本の通常のローテーションで行われていますが、今度は阪神競馬場のスタンドを改修工事するそうです。
京都の時と違ってスクラップアンドビルドをするのではなく、元あるのを活かしながら改修工事をするようです。
京都の場合はスタンド(いわゆるグランドスワンと呼ばれていた方)が老朽化していてそれしか手が無かったというのもありますが。
ただ、改修工事の期間中は阪神の開催を一時休止にするようですので、京都改修の時と同様に中京と小倉の開催も変更して、西日本開催分を京都、中京、小倉で分担するのでしょう。
宝塚記念や大阪杯、桜花賞、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークスなども京都開催になるのでしょうし。
これはこのあと発表される来年分の開催日割が出たら明らかになるのでしょう。
また改修工事が終わったら行こうとは一応思っていますが・・・。
仁川駅からのあの迷路みたいな通路だけは変わらないのでしょうね。
※(4)へ続く。