シカと電車がタイマンする事象。

東京アドベンチャーラインでよくあることです。

東京アドベンチャーラインとは青梅線の青梅~奥多摩間の別称として、ブランド展開をしています。
ただし、使われている車両は中央線快速電車と同じE233系(0番台)ですので、ローカル感は無かったりしますが。

そのイメージに仕立てた4両編成もいて、一度アルバイトで中央線快速電車の仕業について、その流れで富士急行線内まで入っていました。
(禾生駅界隈で目撃しましたし)

我が家の最寄り駅はその中にあります。
当然無人駅です。
Suicaが普及する前は新宿などのターミナル駅発の初乗りの切符が駅前によく転がっていたものです。
ま、Z世代には「初乗り」と言われたところでピンとこないでしょうね。
そもそも物心ついて一人で出かけられる頃から自動券売機で電車の切符を買う行為をしたことないんでしょうし。

ちなみにSuica等で来た場合は柱形の簡易改札機にタッチをするのです。
駅によって自動券売機がある駅と無い駅がありますので、入場時に残高が500円以下で来た客は降りる駅によってはメンドクセー事になるかも知れませんけどね。


ロケーション的には関東平野が果てて単線になり、多摩川に沿って木漏れ日の中を奥多摩へ向かっていくのです。
それが青梅から一つ立川寄りの東青梅から始まるのですが。
その風景を視て「ここも東京かよ~?」と都会から来るのがディスってるのもよくあることです。

ええ、昔は神奈川県でしたけど何か?って。
そもそも多摩地区全域、神奈川でしたけどねって。
そういうことを学校では恣意的なのか知りませんが教えませんし。


というわけで、田舎なので動物と電車が接触することがよくあります。
その中でもシカは圧倒的に多いのです。
聴くところではシカがレールを舐めて鉄分を体に補充するみたいです。
さらにそういう所は割とカーブがありますので、電車からは見えづらいのです。
そして電車の運転士が発見したところで、結果としてブレーキ操作が遅れてしまい・・・となるのです。
中央本線の山梨県内の区間でも同様の事象がよく発生しますので、そちらもそこそこカネをかけて防護策をしています。

ちなみに、シカ以外にもイノシシもありますし、一番はクマでしょうか。
しかもそのクマと電車がタイマンしたのが割と市街地だったものですからかなりザワつきましたね。
その地点は線路の南側に市営の団地や住宅街、さらに街道の向こうに学校がありますから。
(ここの市民ならばどこだかわかるはず)


普段は東京アドベンチャーライン内でダイヤが閉じられていますので、それから更に影響が出ることは無いのですが、これが土休日の朝と夕方、平日の朝にやられてしまうと大変なことになります。
特にインパクトが大きいのは朝の奥多摩発東京行き快速のにタイマンしに行ってしまうことでしょうか。
これを平日の朝にやられてしまうと中央線快速電車にも影響が行きますので。

東京アドベンチャーラインについてはいくつもネタがいくつもありますので、小分けにして記していこうと思います。

ええ、東京とはいえこんなに田舎なんですよっていう、ある意味自虐ネタを。
余談ですけど、道路標高が1000メートルを超える地点だってありますし。

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