「その時間が勿体ない」

ということなんでしょうね。
Z世代は。

昨日投稿した件の続きです。
音楽などに続いて今度はカイシャ編。

今までカイシャに新卒でにゅうしn・・・もとい入社すると、だいたい長い期間をかけて彼方此方の部署(場合によっては国内・海外)をたらい回しにされたうえで、30代くらいから役付きになって、更に選ばれし者が役員、更に取締役になり、いずれは代表取締役社長なんていうキャリアマップができていたわけです。

それをZ世代はガマンができないんだそう。
やはり時間の無駄だっていう理屈で。

さすがにそれをカイシャも察したか、一部の一流企業では入社数年でも役付にチャレンジできる制度をこさえたそうです。

今まで見たいにゆでガエルをしてたら、有能なのはさっさと見切りを付けて辞めてしまうと言う危機感もあるんでしょうし。

とはいえ、そうなるとそもそもメンバーシップ雇用が蔓延っていたのを、ジョブ型雇用に変えなければ行けません。

要はそれまでは人事部が全権掌握していた人事権を社員側に明け渡すという大きなターニングポイントにはなりますし。

今のZ世代は情勢が不安定な中(決定的なのはリーマンショックと民主党政権と東日本大震災)育ってきていますので、とにかく早く立場をコミットさせて安定したいという気持ちが強いんだそうです。
従って、ちんたらカイシャの中でゆでガエルになってられるか!ということでもあるんでしょうね。

彼らも言ったからにはスキルアップのために色んな事を勉強するんでしょうが。

ただ、そういう制度をこさえたのは良いとしても、それを組織として機能するかは別な気がします。

例えば20代前半の若造が、40~50代ばかりの職場のトップとして来た場合にどうなるんでしょうか。
おそらく部下になる連中はここぞとばかりに結束して反目するでしょう。
若造なんかの指図なんか受けねえぞとこの時ばかりは結束するという昭和脳むき出しのアフォ指向が働くんでしょうし。

ま、そんなのを私は冷めた目で見ています。
若者達は希望に満ちあふれているんでしょうし、其奴からすりゃ私のような氷河期世代はただの厄介払い世代でしか無いのでしょうし。
要は私らの上の勝ち逃げ世代とうちらを一括りに見ているという、そういう意味でも短絡的な思考でみていますから。

ま、頑張って岩盤だらけのニホンを変えていってくださいね。

ま、Z世代の特性ともされる、お熱が上がるのも早ければ、見切りも早くて、諦めも早い、ダメならさっさと居なくなるのだけは勘弁願いたいものですけどね。

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