スペーシアX

ファーストインプレッションは一言「ひねりが足らんなぁ」。

現在東武スカイツリーライン(伊勢崎線)、日光線、鬼怒川線で運転されている100系「スペーシア」の後継として1年後から営業運転が始まる次期特急車両の名称です。
当面JR線には乗り入れずに東武線内のみで運転されることにはなるでしょう。

既にアコモデーションは発表されていまして今般名称と運転開始日が発表されたのです。

ただ、名前の付け方がいかにも東武だなぁと感じさせられました。
随分と「X」に色んな意味付けをしたようですが、何となく後付け感を禁じ得ません。
例えばJR東海、西日本のN700Supreme(N700S)とか、JR東日本のサフィール踊り子とか、西武鉄道のLavie(ラビュー)とか近畿日本鉄道のひのとりのような、新味のある感じが足りなかったように思えてしまうのです。
ある意味東武の残念ぶりが見て取れてしまうのです。

どちらにせよ、開業ラッシュが落ち着いたところの初秋の平日に乗りに行ければとは思ってますけどね。
最低北千住~栃木間くらいは。

こうなると問題はJR線へ乗り入れている編成の今後。
すでにスペーシアの廃車が発生していますので部品などは廃車発生品から流用などしてできる限り延命させるでしょうけど、もうどうしようなくなったら何となく500系リバティーを6両化するか、3両×2に仕立てて投入するんだろうなとは思ってはいます。
東武の本心として積極的にスペーシアXをそちらに入れようとは思っていないでしょうから。

どちらにせよ、来年の夏は東武線がアツく盛り上がるんでしょーね。

それにつけても、出発するスペーシアのGTO-VVVFインバーター音を聴くと出発する高揚感をとても感じます。
あ、それは奇特な目線ですよね、恐らく。

あと撮り鉄と葬式鉄の各位はそろそろ撮影、乗車、録画、録音の準備をお忘れなく。
すぐには廃車にはならないでしょうけど、直前になってザワついて、東武鉄道に迷惑をかけないように。


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