みんな、嘘だった。

そして祭りの後に凄まじい絶望感と空虚感が漂ったとも。

今日(2024年8月5日)の東京株式市場は史上最大の下げ幅を記録し前営業日(先週の金曜日)と比べて4,000円近い下げ幅を記録し3万1千円台で引けました。

これまでの記録を大幅に更新することになってしまいました。

原因はアメリカの経済がよろしくない方に向いている経済指標が先週の金曜日の日本時間夜に出て、ニューヨーク市場が下げたこと。
それに追随するかのようにアメリカの中央銀行にあたるFRBが利下げの実施を早めるという観測が出たこと。
輪をかけてこの期に及んで日本の中央銀行である本石町こと日本銀行が利上げを実施すると決めたこと。
これによって日米間での金利差が縮小されてしまうので、週明けの東京市場は下がるという観測はかなり出ていて、結果その通りになってしまったこと。
これで売りが売りを呼ぶパニック的な展開になった末にこの顛末になってしまいました。
そしてUSD/JPYも一時141円/$まで急落してしまいました。

個人的には今の日本経済の実力を見たら今までが高過ぎたんだよとは思っていてそれが具現化してしまっただけの話。
株価が4万円超えた時は正直ウソでしょ?そんなわけ無い!と思いましたし、為替が160円/$までいったときもそう。
バブルより景気が良い実感は全くなかったし、ただ単にカネの亡者ことハゲタカどものマネーゲームの末に下駄を履くかのようにあげてっただけの事。

結果としてバブルだったというのが見事なまでに見せつけられてしまったんですよね。

問題は明日。
もう一段下がるか、今日が底値だ!と買いが入るかだとは思うのです。

それにつけてもNISAとやらを株式で漬け込んだ奴等には液体窒素をかけられた位の衝撃をうけたことしょ。
あとSNSの言うことを信じて、なけなしのカネで株に手を出して、半ば騙され損をお見舞いされたヒトもいるでしょう。
これで声高に投資しろ!と政府は言えなくなったでしょうし。

株式(あと先物やFX)とて元本は保証されない、ある意味ギャンブルみたいなものですからね。
そういう意味では競馬や競輪などの公営競技と変わりませんし。
一つ言えるのは株などで損をすれば翌年の確定申告で納税額を減らすことができることでしょうか。
ただし手順は非常に煩雑ですけどね。

さ、明日の株価の終値はどちらに振れているかでしょうか。

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