地獄のターミナル駅。

月曜日の朝のこと。
銀行に立ち寄るため、普段より1本(それでも15分)早い大都会行き直通に乗って、いつも降りるターミナル駅に着きました。
混雑をかき分けながら降りて、いつもの店でいつものように朝ごはんを食べていました。
その時点から普段と比べて食べている客が少ないな?と軽く違和感を感じました。

食べ終えて店を辞すと改札がただならぬ事態になっていました。
放送では近くの駅で人身事故が発生してその駅を発着する全ての列車が止まっているという内容だったようで、その時点で有人改札にヒトが殺到していました。
何も無かったように北口にある銀行に行って、その後南口側に回ろうとすると、普段上り方向に設定されているエスカレーターが下り方向に動いていて、上り方向の階段も徐々に詰まっていくのが目に見えて分かりました。
その中でも何とかして早く・・・みたいなおそらく事が分かっていない若い女性がいましたが。

で、改札前は完全にヒトの吹き溜まり状態になっていて、案内表示では入場規制を実施しているという文字がスクロールしていました。
吹き溜まりをやり過ごして南口側に出ると、日本共産党の若い人間がただ突っ立っていました。
(この状況で演説をやったら・・・ね)

で、銀行に寄ってからいつものCVSに行くと店内で涼んでいる客が4~5人おり(悪いけど広くない店舗だぞ)、お昼を買っていつものバス停で待っていると、その近くにあるタクシー乗り場と喫煙所には長蛇の列でした。
そしてそのバスにも普段見慣れない客が4~5人乗っていて、隣駅に一番近いバス停でゴッソリ降りていきました。
バスを降りて大通りを眺めてみると普段よりバスの本数が少なく、バスの車内を見ても客が深夜並みの少なさでした。
他方で私鉄の駅へ向かう中型バスはすし詰めでしたけど。

私が職場に着いてから運転が再開されたそうですが、各列車各駅とも修羅場だったことでしょう。
私の職場でも普段よりヒトが少なく、9時30分を過ぎたあたりから増えていく感じでしたし。


それにつけても、今回は助かった・・・と思いました。
他のヒトと比べて私はそのターミナル駅に着いた段階であとは職場方面に向かうバスに乗るだけですので、人身事故からは逃げ切る格好になりました。
普段通りの列車に乗っていたら、手前の駅で足止めを50分位くらっていたことでしょうし。
職場に着いたときに同僚から月曜日は早く来るもんだよと言われましたが、確かにそうだなとは思いました。
ちなみに折り返せるところで人身事故を検知したらその時点で家に戻って在宅勤務に切り替えることもできますので、そこは発生のタイミング次第なのですが。
それにつけても、大混雑の中で立っているヒト達からすれば人身事故は地獄の知らせでしょうね。

それにつけても、月曜日は人身事故が多いなとは思いました。
あと月末、年度末、年末も多かったりします。
なにせコトに及ぶヒト達は周りのことなど気にせずコトに及びますからね。
あとはイヤホンでガンガンに音楽を聴いて通過列車に気がつかずに接触したという事案も過去にありましたし。
車両に貼られているラインカラーの帯に赤い何かが付着していて、それを警察署の鑑識さんが撮影されていたみたいですし。

こういうのを鑑みると完全テレワークの方が安全ですよね。
そういうリスクは無いですし。
ただ、わたし引き籠もりがそんなに好きではないのと現場の空気感を知っておきたいのであえて出社とテレワークをミックスしていますが。

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