あれ?ここ、高尾山口じゃない・・・。

みたいな風勢の3人組女性パーティー(視るからに山ガール)を京王八王子で見かけました。
新宿から来た特急が終点京王八王子に到着したのにしばらく降りずに喋っていましたので、何してるんだろう?と思ったら、そのパーティーも違和感を感じ始めたようで・・・。
そしてドギマギした感じで降りていきました。
やっちゃいましたね。

京王は高尾山を前面に押し出してキャンペーンをはっています。
特に冬の閑散期にはそばのキャンペーンをしていて、臨時列車を出していた時期もあります。
私も東京競馬場の近所に住んでいた頃結構出かけていました。

で、高尾山への電車でアクセスする場合はJR中央線快速電車で高尾駅まで来て京王線に乗り換えるか、京王線で新宿or明大前(渋谷から井の頭線)から特急に乗ってくるかです。
京王線の特急は10分間隔で高尾山口行きと京王八王子行きが交互に走り、北野駅で必ずそれぞれの反対方向の普通列車が待っています。
この場合は北野で高尾山口行きの列車に乗り換えていればよかったのですが、おそらくおしゃべりに全集中していたのか、特急は高尾山口行き全振りだ!と思い込んでいたか・・・。

上記の場合は乗ってきた特急にそのまま乗って北野へ戻って、北野で1番線の列車(必ず高尾山口行き)に乗り換えればロスは最小限だったのですが、慌てふためいていたようですし、そんなの最初から分かっていれば乗り過ごすわけないでしょうし。

高尾山も奥多摩同様紅葉が綺麗なのでしょうから、確かに高尾山口行きの特急も随分とそういう感じのが多かったように思います。
お召し物も随分とお高いものをお揃えになってますね的な。

ただ乗る列車を間違えたらせっかくのトレッキングも出鼻で挫かれてしまってテンションだだ下がりですよね。
ですので、京王線に慣れていないようでしたら例え最大20分待っても「特急 高尾山口」をめがけて乗るのが一番間違えないと思います。
あとは有料指定の「Mt.TAKAO号」に乗れば、確実に高尾山口へ行きますし、必ず着席ができて、理論上立客は居ませんので快適です。
(唯一の欠点はトイレが無いことですが)
一応おすすめしておきます。

余談ですが、JR中央線快速電車ですと高尾へ行くつもりが「青梅」行きに乗ってしまって結局奥多摩へ行った・・・というハイカーもいるでしょうね。
10年前と比べて中央線からの青梅行きが格段に増えましたし、青梅線に直通する特別快速も土休の日中は毎時2本ありますし、土休の朝にはホリデー快速おくたま号も走っていますので。
インバウンダーが特に間違えそうな気がしますけどね。
ただ一般のニホンジンでも間違えているヒトが少なからず居ます。
以前休日に電車で山奥への自宅へ帰っている道中で青梅に到着する直前に「この電車、いつ八王子に着くんだ?」と言っているアヴェックを見かけましたし。
・・・これで八王子に行き直すとなるとざっと60分位時間のムダになりますけどね。
(これは多くの客が立川でワナにはまっているのですが)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?