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冬支度安田、Martin vs Gibson イベントに出演。2021年6月12日 at 京都三条モダンタイムス

推定20本以上30本未満。うちの部屋にあるアコギの数。自分でも把握できていない。そこにマンドリンやウクレレ、ギターバンジョーなんかも混じってきてもう棚卸しする気にもならない。30本が上限というリミッターはかけてるつもり。アコギを売っては買うを繰り返す激団モンゴイカ、おきあがりこぼし、ザ・ハムスターズ、等で活躍する京都のスライドギター弾き「やま。さん」。その「やま。さん」が続けているGB企画。「GB」とはギターバカの略。2年ほど前にもやま。さん主催のビザールギターナイトに安田ソロで誘って頂いて。その時はYAMAHAのダイナミックギター持参で出演したのだけど、そこで6年ぶりぐらいに再会した京都のフォークシンガーだいすけさんの歌を聴いて、令和の西岡恭蔵!とやられて今に至るという。このだいすけさんの弾き語り。アコギの音がジャリンジャリンとしたYAMAHAの赤ラベルの音。

冬支度はなかなか京都でのライブの機会は少なく、それは関西以外の名古屋や関東方面でのライブの方が多いぐらい。この日は自分一人での出演だけど久々の京都。フラフラっと自転車で京橋駅まで行き京阪電車でゆっくりと。久々ゆえ、京阪京橋駅ホームの売店で売ってるフランクくしをつい買っちゃう旅気分。電車来るまでに食い尽くす。

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三条のモダンタイムスへ到着すると出演者の音出しが始まっていた。ステージに年代物のギブソンやマーチンのアコギが並んでて気分が上がる。自分は主催のやま。さんから マーチンでお願いします との依頼を受けてたので、半年前に買った戦前マーチンの復刻モデルHD-28V(2011年製)で登板。ロングサドルが格好良い、ナット幅が42.9mmと丁度良い塩梅。マーチンのペグって精度悪いんですよね。今日はそんな会話をする会。

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主催やま。さんが持参した100年前(1921年製!)のギブソン。ルックスから現代のギターじゃないのが明らかに分かる。弾かせて貰ったらネックの太い事太い事。1921年とは和暦でいうと大正10年。そう書くと気が遠くなるいにしえに作られたものなんだなと実感が湧く。これを買うぐらいの人だからこんな酔狂なイベントしちゃうんだ。素晴らしい。

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出演者は、主催のやま。さんや自分が声をかけた大津光央さん等々多数。15分ずつどんどんステージが進んでいく。弾き語りやソロギター、エフェクトを駆使した演奏、スライドギターで弦を滑らしたり。昔ギブソンと同じ工場で作られていたエピフォン製のフルアコを弾かれる方、各々MCでは持参したアコギについて語り、それに聴き入りうんうん頷くという。自分は終盤に出演させて貰いましたが、一人で演奏する機会がほんと少ないので普段の冬支度のようにはいかなかったなぁ。経験値積まねば。武器商人からアコギ買わねば。

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【セットリスト】
1. Sさん
2.顔立ち
3.コンビニコーヒーブルース

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終演後は、ステージに並んだアコギを皆で弾いたり鑑賞したり語り合ったり。弾かせて貰う時は所有者に承諾を得るのがここでのマナー。大津光央さんのスロッテッドヘッドで12フレットジョイントのマーチン HD-28Sが皆から一番ウケてた。これ弾いてる人、あまり見かけないもんね。

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マーチン・ギブソンのアコギ使ってるだけでなく細かいスペックついて語り合うこれは、クラシックカーオーナーや切手や古銭マニアが集うイベントのような。たまにこういうアコギに特化したイベントに参加するのも楽しい。たまにアコギの事だけ書くのも楽しい(自分はな)。

冬支度情報
本日、6月29日(火)深夜23時から再放送される FMおだわらの音楽番組『象の小規模なラジオ』で、冬支度「コンビニコーヒーブルース」をオンエアして頂いております。これオンエアしますか!ってなえぐいセレクトで毎週聴かせて貰っているのですが。この日は先日リリースのコンピレーションアルバム『コーヒーもう一杯』からかけてくださっておりまして。このアルバムに参加していて9月の冬支度のイベントに出演してくれる百景借景「七面鳥を食べた夜」も流れますよ。

パソコンやスマホでも下記アドレスからご視聴頂けますので、是非お聴きくださいませー。
https://www.jcbasimul.com/?radio=fm%E3%81%8A%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%89


冬支度のライブ情報は、冬支度HPで!


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