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冬支度ライブ at大阪 野田Maga Yura 2021年6月6日

6月6日。ゾロ目というかこれはビンゴまでリーチ?いつだってそこまでは行ける。あと一歩までは。この日は冬支度 季節をまたいで約3ヵ月ぶりの大阪でのライブ。場所はJR環状線 野田駅前のMaga Yura。駅からアクセス徒歩5秒と聞いてたけど、それが誇張ではない事を示す窓からの景色。振り返って オオサカぁ!なんてコールしたくなる。なぁ?

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どんどん行きましょう。この日の共演は上記写真の正垣祐樹さん、そして後ほど写真を掲載するであろうフラフープスさん。リハで正垣さんがアコギを抱えて弾きだしたのがNeil YoungのTell Me Whyで、お?と自分は振り返った。

正垣さんとは結構前からの知り合いで3年前に梅田ハードレインでのイベント「実験室の夜」で共演したのが唯一の共演。一カ月前にお題2題が発表され、多数の出演者が当日までにそのお題に沿った曲を作ってくるという、ハードレインの名物企画。その時のお題は「天ぷら」「青い鳥」。冬支度は「天ぷら」というお題から『暖簾の先』という曲を作って今も演奏してたり。もったいない捨てられない。youtubeに残ってるこのバージョンは後半の歌詞が現在はかなり変更されてたり。お題ライブなんで大慌てで作ったから、後半の歌詞はとりあえずこれでってな感じでやっつけで流しちゃってる。

そのお題ライブのリハ終わりに近所の中華屋で正垣さんと軽く一杯やったな。その日出演の梅田ハードレインの加納良英さん、野村麻紀さんという不思議な面子でテーブル囲んで。その時斎藤さんはハードレインでのライブのリハ終わりにいつも行ってる隣のオーガニックレストランへ。食べないと歌えないというのが斎藤さんの持論。優雅にガツガツ。

話を6/6のリハーサル時に戻す。正垣さんニールヤングお好きなんですね?なんて話しながら冬支度のリハ中に到着したフラフープスさんとご挨拶。ラジカセやメトロノームにバーチャイム、波の音の出る大きな丸いやつ、等々、小道具がどんどんステージに並べられる。

リハーサルはMagaYuraの扇芝さんがみっちりと音作りして下さり。PA・受付、ドリンクの販売 等、扇芝さんは1オペでテキパキかつ丁寧に働いておられ、その姿を見てても話をしててもなんとも気持ちが良い。間違いないね。

沢山お客さんがお越し下さり。冬支度のライブによくお越し下さる方々とも3ヵ月ぶりにお会いするので、お久しぶりです、みたいな。そうこうしてるうちに開演。トップはフラフープスさん。エレキギターの弾き語りというか、リハでステージに鎮座していた小道具達を駆使しての、これもバンド演奏。曲調もポップで90年代ギターポップ的な疾走感もあったり懐かしかったり。ステージ運びも達者で演奏も演奏以外の部分もしっかりしている。時にバックバンドと演奏するライブもされるんですが、そのバックバンドの何人かは冬支度の知り合いだったりする。フラフープスさんの存在を知ったのもその頃。

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そして我々冬支度。3組なら2番手に出演ってのが自分の一番好きな順。演奏は小ミスの多い演奏だったなぁ。まぁ完璧だった演奏なんて今まで一度もないからと思えば、まだ伸びしろあるわと思える。前向きなんだか後ろ向きなんだか。MC中、色んなグループを掛け持ちしてる千尋さんに「千尋さんライブの予定は?」と話を振ったら。「今度ピアノの子と二人でライブします」なんて話しだして。「ピアノの子って50歳ぐらいのオジサンなんですがね」と自分は突っ込まずにはおれなかった。このドラマー、ドラムだけでなくこの日の踊るヒット賞も叩きだす。後日知ったのだけど、この日の斎藤さんはフルートの譜面を何枚か持ってくるのを忘れてたんだとか。その場の勢いでフルート吹いてたみたい。案外こういうのって本人以外気づかんものね。この日撮影した映像から1曲、youtubeで公開したいと提案したら、そういう理由から公開は駄目と。いい演奏なんだけどな、小ミス多いけど。

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【セットリスト】
1.走馬灯
2.浮かない顔して
3.恋人宣言
4.本(仮)
5.こんな風に
6.顔立ち
7.やわらかな緊張
8.コンビニコーヒーブルース

トリは正垣祐樹さん。リハでサラッとニールヤングを弾いたり、本番1曲目からボブディランスタイルのトーキングブルース。声はロッドスチュワートを髣髴とさせるハスキーボイスだったり、自分が思ってたより洋楽からの影響を受けた音楽をされてるのだなと思わず膝を打った。キャリアに裏付けされた良いライブだったなぁ。シビれた。この日観に来てくれたう友人ミュージシャン 大津光央さんが正垣さんの演奏の模様を残してくれておりますのでご覧あれ。駅のホームにもオーディエンスが。

約3ヵ月ぶりの大阪ライブ無事終了。正垣祐樹さんもフラフープスさんも、隣の隣ぐらいの結構近いところで活動してるミュージシャンで。まだまだ関西で共演した事のない丁寧に作られた音楽を聴かせてくれるミュージシャンいるなぁと再確認。こういう出逢いがあるのが対バンライブの醍醐味。それは毎度の事ではないから出逢えた時は尚更気分が上がるってもの。徒労感で店を後にするか、今日はこのまま皆で打ち上げ行きたいなぁと後ろ髪惹かれながら帰途につくか。毎度ビンゴ狙いたい。

大学のフォークソング部時代の後輩で今もハードコアバンド続けてるこの男の過去のこのつぶやきが自分は好きで(自分リツイートしてるじゃん)。

プロ野球選手に全然引けを取らない選手が、ポンと草野球チームにいたりするのが音楽の面白いところなんだな。


冬支度の次のライブは、今週末 6月26日(土)。冬支度も参加したコンプレーションアルバム「コーヒーもう一杯」(2種類)のレコ発ライブの大阪編。コンピに参加している名古屋の新鋭ブルーグラスポップバンド コーラスウォーター。スペシャルゲストに昨年6月に雲州堂で共演した松ノ葉楽団。DJにこのコンピ主催のNoda's Rockin' Bluesさん。残席僅かとなっております。

2021年6月26日(土)雲州堂
【コーヒーもう一杯 vol.11 part.3】

コーラスウォーター
冬支度
【スペシャルゲスト】
松ノ葉楽団

DJ:Noda's Rockin' Blues
2600円 (1D付)
17時30分open & DJ Start
ご予約は各出演者まで!
冬支度HP「CONTACT」からも承っております。
https://fuyujitaku.wixsite.com/ohrc/contact

この日、お酒類・ソフトドリンクの販売あり、フード類の販売無し、食べ物の持ち込み可、となっております。天神橋筋商店街で何か買って雲州堂で食べるというのも乙なものではないでしょうか?

【タイムテーブル 】
17:30 オープン
17:30 Noda (DJ 30min)
18:00 冬支度 (LIVE 40min)
18:40 Noda (DJ 10min)
18:50 コーラスウォーター (LIVE 40min)
19:30 Noda (DJ 10min)
19:40 松ノ葉楽団  (LIVE 40min)
20:20 Noda (DJ 10min)
20:30 end

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