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冬支度ライブ at 今池カフェあらたると 2021年5月29日

冬支度、5月29日は名古屋のカフェあらたるとで蠣崎未来さんとのライブ。このライブの翌日に予定していたK.Dハポンでのあしかけオーケストラとのライブは8月8日(日)に延期となったので、日帰り名古屋演奏旅。ガラガラのアーバンライナーの車内のクーラーは効きまくっている。それは冬場でも冷たい飲み物を欲する暑がりの自分が長袖欲しいなと感じるほどに。

近鉄名古屋駅の改札を抜けレンタル自転車を借りる。名古屋に来るたびレンタル自転車で動くようになったので少しずつ土地勘もついてきた。錦通りが大阪でいう御堂筋みたいなものか?梅田~難波ぐらいの距離なら自転車の方が動きやすいし、電車と徒歩では行けないところまでいけるのが自転車。

ハイソサエティタウン、覚王山でまさかの自転車パンクという憂き目に。お前にこの街は相応しくないという街からの洗礼か?レンタル自転車のフリーダイヤルに電話したら3km先のポートまで返却下さいですと。「3km先までパンクした重たい電動自転車を押して運ぶって、普通に考えてそんな事 出来る訳ないですよね?不可能でしょ」というのを関西弁フルスロットルで交渉し、自転車を引き取りに来てもらう事に。その後入った人気洋食屋のクリームコロッケとエビフライとハンバーグも、テンションが高ぶってて折角の御馳走がよぉ と口に運んだら、、、実に旨い。食べ物で丸く収まる「美味しんぼ」みたいな展開。漫画のように生きたい。

そこからポートで新たな自転車を借り本日ライブをさせて頂くカフェあらたるとへ。今池に自転車で現れた関西人の姿に共演の蠣崎未来さんたいそうウケて下さり。自分もまた安田団長かもしれない。蠣崎未来さんがリハーサル中で聴き入る。ステージの背後がガラス張りという自分の好きなシチュエーションにテンションが上がる。蠣崎未来さんと一年ほど前に共演した時のお店 大須観音前のモノコトもガラス張りで気分が良くなったなと思い出す。そのモノコトさんで冬支度のCD『こんな風に』お取り扱い頂いております。東海地方の皆さま、是非お買い求め下さいませ(PR!)。

リハ終わりに、珈琲が美味しいとカフェあらたると店主さんおすすめ下さった隣の喫茶店ウエストハウスへ蠣崎さんと冬支度の四人編成で。しっかりとしたアイスコーヒーが旨い。フレンチトーストを注文した斎藤さんの前に分厚いトーストがやってきた。それを動じる事なくナイフとフォークを操って丁寧に平らげていた。食べないと歌えないというのが斎藤さんの持論。自分は食べたら歌えない。店主のマダムがまた良い感じで歴史感じる良い喫茶。お隣のお店同士で仲良くされておられるのもまた良いものだなぁ。

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ライブは蠣崎未来さんから。スモーキーボイスで淡々と歌いながら惹きつける時にグッと歌い込む、声の力というのは凄いと唸る瞬間が何度も。そしてこれはあまり語ってる方おられませんが、日本語詞なんだけど今のアメリカの女性アコースティックミュージシャンの雰囲気も感じたり。聴いてて飽きさせない。弾いてる楽器がアメリカの往年の通販ギター Harmony社の所謂「ビザールギター」と称されるギターで、楽器選びのセンスも実にいいとこ突いてくるなぁ。こういうのに自分は嬉しくなる。誰がどこのギター使ってるか、出来れば何年製かまで知っておきたい。自分のこういうところは癖(へき)みたいなものなんでしょうね、きっと。

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続きましての冬支度は3月14日以来、約2カ月半ぶりの久々のライブ。久々かどうかは人それぞれ。冬支度の場合は基本、月に一度はライブを続けてるし、間に配信ライブがあったとはいえ、2カ月半はやっぱり久々のライブ。先日の配信ライブで初披露した新曲二曲「本(仮)」「やわらかな緊張(インスト曲)」もお客さんの前で演奏するのはこの日が初めて。まだこなれてないなと思うので練習でもっと固めねば。新しい曲があると練習日までに 、この日はあれやってこれやって・・・と予習して臨む。この やってます感が気分が良いものでね。なかなか曲作らない自分が今、更にもう1曲作ってるんだから、どうしたんだ安田さん?という気分。「作りました」でなく「作ってる」時点でここに書いてしまうってのも、今晩告知があります!と告知する人みたいな先走り方してるな自分。つまづくなよ。

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【セットリスト】
1.車窓より
2.虫の音
3.本(仮)
4.景色を前に
5.ふられるおんな
6.やわらかな緊張
7.天気屋
8.コンビニコーヒーブルース
9.眠り羊が丘越えて
【アンコール】
週に三日は自己嫌悪

終演後はそのままカフェあらたるとで打ち上げというかお茶会。店主さんはノリの良い方で場は和み 話も弾む。お店というのはこうあって欲しいなぁという自分の願望を具現化して下さったようなそんなお店。ほんと店は人だと思う。行きたくなる店って結局そこ。また絶対行こう。

次は大阪でご一緒しましょう!と蠣崎未来さんと約束を誓い、斎藤さんは在来線を乗り継ぎ大阪まで。自分は鶴橋駅行きのアーバンライナーに乗るべくレンタル自転車で近鉄名古屋駅まで。千尋さんは明日行きたいところがあるとの事で宿泊先へ。荷物を少なくするべく今回からかなり小振りなスネアドラムを導入したそう。好奇心で生きるドラマー。冬支度は好奇心を満たしているでしょうか?

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最後に、蠣崎未来さん、冬支度、あらたると店主のタンクさんとで観に来て下さったイベント「コーヒーもう一杯」主催の野田さんを囲んで一枚、というか野田さんと千尋さんを囲んで一枚になってるな。野田さんフェアポートコンベンションのTシャツですよ。

そんな野田さんが企画されたコーヒーもう一杯 コンピレーションアルバム(2枚)この日より発売となりました。
・夕暮歌集 〜 魔法をかけさせて 〜
・夜の歌集 〜 僕の万年床 〜

冬支度は、夕暮歌集に「コンビニコーヒーブルース(新録)」、夜の歌集に「虫の音(album「こんな風に」に収録)」で参加しております。

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