胸の良性腫瘍が大事になったはなし1 過誤腫編

※この話の当事者は医療従事者でもなんでもない記憶のあやしい一般人の回想録です。症状諸々に心当たりのある方は早めに病院へ※


思い起こせば2022年10月頃、右胸の下乳あたりがズキズキと痛みだす「生理前かな?」くらいで気にもとめなかったのだけど、連日痛い。
痛みだしてから数日後のお風呂に入る前、脱衣所で意を決して触ってみたら何かある。

横2〜3cm縦1cm程の何かがある。

血の気が引くのを感じながら、寝ていた夫(やさしく寛大)をたたき起こし触診してもらう。

寝ぼけ眼で「確かに何かあるけど、動くし硬さは無いようだから癌ではないと思いたい(※フラグ1)が、早めに病院へ」とのこと。

翌日はちょうど婦人科の受診日だったのでオススメ病院を聞いて、最寄りのオススメ乳腺外科へ連絡。
病状を伝えると翌日の朝一に予約をねじ込んでくれた(ありがたい)


翌日さっそくマンモグラフィー(痛みで目の前に火花が散った)、エコー、触診、細胞&組織診断をしてもらう。
初診時の2cm強の腫瘍の診断名は過誤腫(かごしゅ)大学病院へ送った細胞&組織の結果次第だが、良性の場合が多く稀に肥大化する。

病理の結果次第では他の病気の場合もある(※フラグ2)ので検査結果が届いたら再診と言われ、ビビリながら結果を待った。

診察時に不妊治療をしている旨を伝えたら「問題ないのでドンドンして下さい」と、前向きだけど良く分からない返事だった。


待つこと2週間、結果は良性の所見で過誤腫で確定。
3ヶ月後に再検査、それまでに異常があればすぐ受診を、とのことだったので良性の診断にルンルンで帰宅するも痛みは継続してあるので、気がかりなのは変わらず。

癌ではないのだから、大丈夫心配し過ぎも良くないと思いながら、得も言われぬ不安感が付きまとっていた。

それからあっという間の3ヶ月後、痛みを抱えたまま最寄り乳腺外科へ、素人採寸で大きくなっているような気がした腫瘍は気の所為ではなく1センチ程大きくなっていた。

担当医曰く「不妊治療のホルモン剤の影響ですかねぇ…」と聞き捨てならないセリフをかましてきたうえにやたら手術を薦めてくる。

こちらとしては良性の腫瘍ならば放っておきたいところ&摘出手術は1週間の入院とのこと(長すぎるそんなに入院して何するんだ)

不妊治療〜、の下りが気になったので、入院をかわし次回予約を入れ、乳腺外科を出たその足で翌日かかりつけの婦人科の予約を入れた。(イラチなんです🥺)

多嚢胞性卵巣症候群の私は生理5日目で目視だけでも2桁近い卵胞が確認できるので、当日治療の周期はクロミッドで1〜2個程卵胞を育てて人工授精をしていた。

婦人科で使用しているホルモン剤が私の体にどう影響したのかはさっぱり分からないけれど、何だかこのモヤモヤを抱えたままではいけないようか気がしたから。(この感は今後よろしくない方向で大当たりすることになる)