「なんとかなる」因子

ポジティブ、前向き、楽観的。

これもトラベルプランニングで養える要素です。やっぱり旅に出て、ネガティブ、後ろ向き、悲観的だと旅が楽しくなくなります。

たまにいらっしゃいますよね・・でも旅好きの人はだいたいポジティブで前向きで楽観的な方がおおいかと思いますが、やれ料理がまずいとかカニが小さいとか、雨が降ってきたとか、宿泊場所がよくないとかおっしゃる方。そりゃ正当な問題が起こった時はその場で言っていただきたいです。ホテルでタオルがなかったとか、その場でしか対処できないようなものは、その場で言っていただかないと困ります。宿の人も人間だし、忙しいと忘れたり抜けたりすることは誰しもあることです。でも文句をつけようと思えば、どんなものでもネガティブ、後ろ向き、悲観的になってしまいます。

せっかく楽しみに来たのだから・・・どうしたら楽しくなるかはその人次第。楽しくしようと面白いものを探す。楽しくするために事前に調べる。行き当たりばったりにしない。あ、でも行き当たりばったりが好きな人はそれでいいんですよ。地方に行けば、バスや電車は本数が少ないのはあたり前。のんびりと待つ時間を楽しむ。周りを観察する。ぼ~っとする。時間に追われている現代人にはなかなか出来ない贅沢な時間の使い方でしょう。

なんとかなると思うには欲張らないことが大切だと私は思います。そうすると一緒に行く人がたくさん観光地を観たい人だと困りますね(苦笑)意見が分かれてしまいます。意見が分かれたら、別行動できるような計画にする。そんな計画にしたらいいんです。臨機応変。私の大好きな言葉です。やっぱりそんな時のために事前にトラベルプランニングしておいた方がいいんです。特に家族だとおんなじ気持ちになると勝手に思っていて、実際行ってみて、ここが嫌、私はあっちがいいとなっても、知らない土地で変更など気を使って、せっかくの休みが日常生活みたいにあわただしいものになっては残念です。人間、期待していて、それがかなわないと裏切られたと思ってしまいます。

出発前に旅に出る仲間の希望や願いを聞いておけば、すべてを一緒に観光、すごすこともないのです。家族だって、疲れ具合、興味、好きな食べ物など違って当たり前。日常生活で我慢していることをせっかくの旅に行ってまで我慢する必要はないと私は考えています。できれば、出発前に考えておいて、変更なんでもOKにしておけば、頭をお休みってことも旅に出ている間は出来ます。特に小さい子がいるお母さんは、自分のこと、留守にするおうちのこと、毎日、毎日フル回転で頭を使っています。非日常の旅の時くらい、考えることをやめて、のんびりできたら・・・明るく前向きな本来の姿が取り戻せる。私はそう思っています。

今はほんとうに旅の情報を集めるのは、インターネットのおかげで簡単に手に入るようになりました。だから何も調べず、現地に行ってからでもいいや~って思われる方も多いかと思います。でも時は金なり。現地に行って調べたらちょうどバスが出発したあとだった・・・ってことにならないように、ざっくりでも決めていたら、せっかくの旅の時間が無駄にならないんじゃないかなあって思います。あ、無駄にしたいっていうか、バスが行っちゃったねってそれも含めて楽しめる人にはお勧めしませんが(苦笑)

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