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アルペジオ内の音を自在に共鳴させる

ショパンエチュードOp.25-12大洋。中2の時Jr.チャイコンin仙台に出場中、隣の練習室から聴こえてきた音に感動し、それ以来この弾き方を真似るようになった。ミーミーレーファーミーの後ろのCコードアルペジオの音を、自由自在に好きな箇所を強調、共鳴させて和声を増幅してた。 弾いてたのはランラン。

当時の自分にはこのアイディアがなく、耳のネジ三本くらい抜いて貰ったような衝撃だった。 同じ和声内のアルペジオは、特に同じ音同士は共鳴の意識を持つだけで力みも減るし響きも綺麗になる。ハモらせる、はさらに高度になるけど、せめて高さの違う同じ音を耳の中で音程を揃えると世界が変わるはず。

さらに、ちゃんと共鳴してハモっていると、なんと和音やアルペジオのバランスが、自由自在にできるんです。 ハモってないと、一番上を出して真ん中を小さくして、ベースは大事に、みたいな意識のみになりがちだけど、 和声感の意識で共鳴させると、どこを大きく出しても弾いていて怖くなくなるはず。

(2022年9月11日twitter投稿より)

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