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芙蓉寫眞館

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わたくしが日々お寫眞に収めましたものをこちらで寫眞帳としてご紹介させて頂きます。
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2019年9月の記事一覧

甘栗の抜け殻軽き三時半

甘栗の抜け殻軽き三時半 おほかみも書斎に居りて銀杏の実 手づつなる吾を見上ぐる甘栗のあは…

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街灯の無き往還や曼珠沙華

ごきげんよう。今日は小径を歩いておりましたら植え込みに彼岸花の4、5本生えているのを見つ…

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神様の木戸も閉づるや銀杏の実

皆さま、ごきげんよう。 本日は秋分の日ということで、近くの神社で少し吟行をしてきたのです…

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吐く息の細く相撲の始まりぬ (NHK俳句10月号佳作)

皆さま、ごきげんよう。 このたびNHK俳句10月号の兼題『相撲』 にて、わたくしの俳句の一つを…

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芙蓉観月會 【結果】及び【選評】

皆さまごきげんよう。 残暑も漸く落ち着きまして、爽やかな秋の風を肌に感じることも多くなっ…

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観月句會のお知らせ〔9月13日23時~〕

【芙蓉観月會】 放送予定:9月13日(金)23時~25時 お題:季語『月見』、漢字「透」、題材〔…

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とんぼ玉眺むるをとめ露の秋

ごきげんよう。今朝は颱風で混乱があったようですけれども、皆さま大丈夫でしたでしょうか。 わたくしは部屋にいたのですけれども、風の連れてきた蒸し暑さにぐったりとしておりましたわ。 それにしましても、過ぎてしまえば秋も「白露」の季節。虫の音が爽やかですわね――。 ここのところ、夜の一時は虫の声を聞きながら漢字の練習をしているのですけれども、今まで手癖で書いてしまっていた書き順を一つひとつ見直す作業をしておりまして、それが存外に楽しいですわ。 長文を書いておりますと、それだけ

秋されや万葉集を解く女

みなさま、ごきげんよう。 ここのところ、ひっそりと色々な作句方法を試したりしているのです…

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秋蝉の黙する釣瓶落しかな

皆様ごきげんよう。 ここ数日、一日中机に向かわなければならない状況を招いてしまいましてお…

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