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タギングツール〜スポーツコードとダートフィッシュの比較〜


明日で1年生の授業が終わるので、学校で学んだ2つのタギングツールについての個人的な感想を述べていこうと思います。

誰かの参考にでもなれば幸いです。

1.タギングについて

そもそもタギングとは、簡単に言えば動画上にタグ(付箋)をつけていくように、重要なシーンを切り取っていくことです。

試合でプレーごとのハイライトシーンをつくりたい時などにとても便利です。

学校では、このタギングを行うためのツールとして、スポーツコードとダートフィッシュについて学びました。

2.それぞれの共通点

スポーツコードとダートフィッシュの共通点について書いていきます。(他のタギングツールについては無知なので、ご了承ください)

どちらも、コードウィンドウやタギングパネルと呼ばれる画面に、ボタンを配置してタギングを行います。

そして、出来上がったクリップに対し、ラベルやキーワードと呼ばれる情報を付加することができます。

クリップの長さは、あらかじめ指定することも、任意のタイミングで切り取ることもできるため、様々なスポーツに対応可能だと感じました。

また「このボタンを押したらこのボタンも押される」といったことができ、作業の効率化を図ることもできます。

3.スポーツコードの特徴

スポーツコードの特徴について書いていきます。

スポーツコードでは、スクリプトを使用することができます。
スクリプトを使用することによって、ボタンを押す回数を減らしたり、計算式を用いた統計データを表示することができるようになります。

スクリプトを学ぶ必要があることや、自分で効率的なコードウィンドウを考える難しさ、統計データを出せるようにするまで時間がかかるところが大変だと感じました。

しかし、それだけスポーツコード内でできることが多いので、工夫次第でかなり深い分析がしやすいと思います。

4.ダートフィッシュの特徴

ダートフィッシュの特徴について書いていきます。

ダートフィッシュは、ゾーンツールと統計データが特徴的です。

ゾーンツールでは、フィールドやコートの画像などに座標を設定し、ボールや選手の移動を矢印で入力することができます。

データバレーなどでもボールの軌道は記録できますが、選手の動きまではできないため、この機能は非常に便利だと思います。

また、統計データは、数や割合(%)、時間の情報であれば自動で出してくれます。
そして、テーブル機能もあるため、アウトプットもしやすいです。

計算式を用いた確率(効果率など)や、特定の条件下でのみ動くボタンをつくることには長けていないため、他のツールと組み合わせて使ったり、入力量でカバーしていく必要が出てくるシーンがあると思います。

しかし、ダートフィッシュ内だけでも十分な量の分析ができ、難しい操作は少ないため、便利で使いやすいツールだと感じました。

5.両方学んだ感想

正直、どちらが良いとかは全くありませんでした。
前述した通り、それぞれに長所短所があるため、使う競技や場面、環境によって変わってくると思います。

名称が違うだけで、同じ機能がたくさんあるので、同時に勉強していくのはとても効率が良いように感じました。

スクリプトだけは勉強が必要ですが、移行や併用もある程度スムーズにいけるのではないかと思います。

6.まとめ

どちらも平等に、最低限だけ学んだ学生ならではのフラットな視点から比較してみました。

まだまだ勉強中で、現場で本格的に使っていくのはこれからなので、気づいたことがあれば発信していきたいと思います。

noteだけでなく、Twitterでも発信していきますので、よかったらフォローしてください。

読んでいただき、ありがとうございました。

Twitter→@FuyaVolley

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