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【横浜CL使用候補】クラハンセキタンザンVmax

こんにちは。ふったか(@Kazumaru_tuki)です。
来週の日曜日はついに横浜CLということで私は落選してしまいましたが、今週はもし参加出来ていたら握っていたかもしれないセキタンザンVmaxを紹介させていただきます。
デッキ作成経緯・採用理由・各対面での戦い方までなるべく詳しく書かせていただきますので是非ご覧くださいませ。

ちなみにこちらのデッキを使用して、先日行われました第0回リンさんオフ会で優勝して参りました!対戦してくださった皆様ありがとうございました!

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デッキ作成経緯

横浜CLに向けて練習をしようとした際にまずは環境考察を行いました。(環境考察に関しましては以前のnote「【三ザシ】仰天のボルテッカーカード考察」「【横浜CL直前】仰天のボルテッカー環境考察」で詳しく書いておりますので気になる方は是非ご覧ください。)
環境に一番多いデッキは三神ザシアンだとして、ムゲンダイナ・クワガノンと現環境は対面として考えなくてはいけないことが多く、1つのデッキで多くのことが出来るコントロール系のデッキを握りたいと考えまして。そこで候補となったのがマグカルゴヤレユータン軸のセキタンザンVmaxデッキでした。

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こちらが最初に組んだ構築になります。シロナで様々なカードを戻し、じならしさるじえでタイミングごとに欲しいカードを使用していくという構築です。セキタンザンVmaxは1エネで動けて、自らエネルギー加速ができるので4エネ240点も重たい技にはなりません。また高耐久でなかなか倒されないのもコントロールしやすい点になります。
しかしこの構築には欠点が複数見つかりました。
①セキタンザンVmax・マグカルゴ・ヤレユータン(以後3パーツと書きます。)を準備するということに安定感がない。
②3パーツを準備している間に三神に動かれて負けてしまう。そもそも準備に時間が掛かる。
③じならしで使用したいカードはそこまで種類がいらない→使わないカードが存在する。

欠点の中でも①と②は重要な問題で、なかなか勝率を出すことが出来ませんでした。そこでデッキを眺めていたら気づいたことがあります。
「何のための炎エネルギーなんだろう」
マグカルゴ自体で攻撃することは決してありません。だったら安定感を高めようということになりました。そこで採用したのがキャプチャーエネルギーです。

これで①はある程度解決しましたが、まだ②の速度感が解決していませんでした。セキタンザンでどのように速度を早めるかを考えていたところ、あることに気付きました。「相手の行動を遅くすればいいんだ!」ということで完成した構築がこちらです。

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コンセプトは相手の速度をクラッシュハンマーとワンダーラビリンスでこちらと同じにする、自分より遅くさせるということです。基本的に先行を取りセキタンザンとマグマッグを準備することを目指します。そして2ターン目に2体を進化させて攻撃していくのが狙いです。

コインカードについて

採用理由の前にコイントスをするカードについての考えを書いておこうと思います。「私はクラッシュハンマーは好きです!」

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代表的なコイントスグッズを挙げさせていただきました。


クラッシュハンマー=相手を妨害するカード。裏でも自分に影響はない。
ターボパッチ=自分の行動をするためのカード。裏だと技が使えない、打点が足りないなど自分に影響が大きい。
ポケモンキャッチャー=相手の妨害をするカード・勝利するタイミングで使用するカード。裏でも自分に影響はないが勝ちのタイミングで使用して負けになる可能性がある。

というように裏が出たときを考えると一番リスクが少ないのがクラッシュハンマーだと思っています。ポケモンキャッチャーは勝ちのタイミングで使用することを考えると、勝ちを確実に勝ちに出来るボスの指令が存在するので基本的に不採用です。ターボパッチはこのカードにしかエネルギー加速が期待出来ないデッキにのみ採用するべきだと思いますが、裏だと技を使えないと考えると個人的にはあまり採用したいカードではありません。

採用理由

ここからは今回のデッキを採用理由を書いていきたいと思います。
今回は1種類ずつ書かせていただきます。

・セキタンザンVmax 3枚 セキタンザンV 4枚
セキタンザンVは出来ればスタートしたいカードなので4枚採用です。セキタンザンというデッキは盤面に1体いる高耐久のセキタンザンで戦っていくデッキタイプだと考えているのでVmaxは基本1枚しか使わないので3枚あれば十分だと考えます。対面によっては2枚使う対面もあります。(詳しくは「各対面」にて)

・マグカルゴ 2枚 マグマッグ 3枚
このデッキの右腕的存在です。マグマッグ1枚はベンチに1ターン目に用意したく、最終的には2枚は並べていつでも進化出来るようにしたいのでサイド落ちを考慮して3枚です。マグカルゴはサイド落ちしたとしても序盤に1枚立てればデッキ自体は動くので2枚になっています。

・ヤレユータン 2枚
このデッキの左腕です。2ターン目までに準備出来れば問題なしです。サイド落ち考慮して2枚採用しています。

・ガラルネギガナイトV 1枚
対ザマゼンタV用のカードです。三神に入っているザマゼンタVであれば格闘道場10+ディアンシー◇20で230点を出すことが出来ます。この後書きますが、ルカメタが流行した場合にザマゼンタVを2枚で盤面を作られた場合に1枚だと厳しいので、その場合はもう1枚追加して2枚採用にしましょう。入れ替え候補は2枚目のムキムキパッドかツールスクラッパーです。

・ディアンシー◇ 1枚
格闘道場と合わせての火力要因。この火力UPで見ているのが
・三神をふんかだん2回で倒す。
・ザマゼンタV(上記記載)。
・キョダイガンセキ240+格闘道場ディアンシー◇の30点で270ライン。
などです。特にザマゼンタV対面で必要なので確定枠です。

・デデンネGX 1枚
ドローポケモンの1枚ですね。このデッキにおいてはドローサポートが手札に無い時、ソニアしか無い時にのみ使用します。安易に使用するとベンチ圧迫につながりネギガナイトVなどが使えなくなってしまうので注意が必要です。
クロバットVと悩む枠ではありますが、完全に手札を入れ替えられるこちらを優先するべきだとおもいます。

・クイックボール 4枚 ポケモン通信 3枚 しんかのおこう 1枚
ポケモンサーチグッズは合計8枚で安定感を高めます。このデッキはポケモン通信でネギガナイトVやディアンシー◇、博士の研究を使用する際の進化ポケモンなどデッキに戻したいカードが多いのでしんかのおこうより優先して採用しています。

・ポケモンいれかえ 4枚
序盤にベンチにセキタンザンVmaxがいる時に場に出すためのカードです。またマオスイやネギガナイトVと組み合わせて使います。博士の研究などでトラッシュしても問題が無いように最大枚数の4枚にしています。他のデッキに比べて1体のセキタンザンVmaxで戦っていくので依存度は低いです。

・クラッシュハンマー 3枚
相手の速度をこちらと同じにさせるためのカード。裏が出ることを考えると4枚採用したいですが、枠の都合で3枚です。

・ムキムキパッド 2枚
セキタンザンを高耐久にするためのカードです。このカードが付いているとセキタンザンVが生き残りやすい、小ズガのエネルギー要求が1枚上がるという状態になります。じならしで持って来たいカードでは無いため、素引き出来るように2枚採用にしてますが、1枚にしてもそこまで影響は少ない枠だと思います。

・リセットスタンプ 1枚
じならしで必要なタイミングで使いたいカード。出来る限りマリィやヤレユータンでデッキに戻して、トラッシュしないようにプレイングしましょう。

・ともだちてちょう 1枚
ボスの指令とマオスイを繰り返し使用するためのカードです。このカードも安易に序盤にトラッシュしてはいけません。出来る限りデッキに戻す努力をしましょう。

・ツールスクラッパー 1枚
エスケープボードやふうせんなどを割って時間稼ぎすることが目的です。また三神に大きなおまもりが付くと2回のふんかだんで倒し辛くなるため1枚は採用しておくべきだと思いますが、環境によっては変えられる自由枠でもあります。

・博士の研究 3枚
最強の縦引きカードです。4枚採用した方がセキタンザンVmax・マグカルゴを立てやすくなるのですが、今回はこのカードよりマリィを優先しました。

・マリィ 3枚
博士の研究とマリィの差は相手を妨害できる点です。このデッキのコンセプトは相手を自分と同じ速度に合わせることが目的なので、ザシアンVのふとうのつるぎ後などに使用したいのはマリィだと判断しました。また環境に多い小ズガの対策にもなります。

・ボスの指令 2枚
じならしから持ってきたいカード第1位です。主にキョダイガンセキが使えるようになってから持ってきます。ともだちてちょうからデッキに戻せることから2枚で十分です。

・ソニア 1枚
後攻時に3パーツを集めやすいカードです。デデンネGXを持ってきて、好きなたねポケモン+6枚ドローとして使えること、ガラルネギガナイトVとディアンシー◇で220点出せることは覚えておきましょう。

・マオ&スイレン 1枚
セキタンザンVmax1体で長く戦うための1枚です。ともだちてちょうで繰り返し使用することもあります。

・ワンダーラビリンス◇ 1枚
このデッキ2種類目の相手の速度を自分と同じにするためのカードです。ふんかだんで攻撃する際に必要エネルギーが1枚増えるのは全く問題がないのでこのデッキとの相性は良いと思います。このカードのおかげで三神に勝ちやすくなっています。キョダイガンセキが使えるようになり、サイドを取れるタイミングになったら格闘道場に張り替えましょう。 
このカードは使用してはいけない対面があります。それはマルヤクデVmaxと水タイプのデッキです。1枚余分にエネルギーを用意することが全く難しく無いため、自らの足を引っ張るだけになります。

・格闘道場 1枚
主にはディアンシー◇と同じ採用理由ですが、対ムゲンダイナでサイドを先行されてしまった場合にふんかだん(130+40)×2=340点が出るが重要です。

・ストーン闘エネルギー 4枚 基本闘エネルギー 5枚
闘エネルギーの安定感は9枚で十分だと思います。基本闘が足りないと思う対面はルカメタが上手なタイミングでフルメタルウォールを使用された時くらいです。

・キャプチャーエネルギー 2枚
3パーツを用意しやすくするためのエネルギー件ボールです。基本闘を減らして2枚以上の採用はふんかだんが使用できなくなってしまう可能性が増えるので注意です。

各対面との戦い方

ここからは各対面との戦い方、有利不利について書いていきたいと思います。
その前にサイド落ちでデッキ内の枚数を確認しておくべきカードを紹介します。

マグカルゴ・ヤレユータン・ガラルネギガナイトV・ディアンシー◇・デデンネGX・リセットスタンプ・ともだちてちょう・ツールスクラッパー・ボスの指令・マオ&スイレン・ワンダーラビリンス◇・格闘道場

以上です(笑)。コントロールデッキであることと、じならしからのプランをしっかり考えるためにこれらは確認するべきだと考えます。少し多いですが、ここは回しながら慣れていただくしか無いです。

そしてもう一つ、このデッキにおける大事な要素がトラッシュに送ってはいけないカードです。 

リセットスタンプ>ともだちてちょう>2枚目のヤレユータン>2枚目マグカルゴ>エネルギー>その他カード

の順番になります。リセットスタンプ&ともだちてちょうは基本的に毎試合使うと思ってトラッシュ送りだけは注意しましょう。2枚目のヤレユータンとマグカルゴに関しては、基本的に相手はセキタンザンVmaxを倒すのが難しいため、ベンチをボスの指令で狙ってきます。その際に2枚目が無いとこちらの動きに支障が発生するためトラッシュになるべく送らないようにしましょう。

ここからは環境で当たりそうな対面について書かせていただきます。

・対三神ザシアン 5.5:4.5 微有利

この対面で重要なのはどうアルティメットレイを使用される前に三神を倒すかが大切です。火力的には
・ふんかだん130+ふんかだん&ディアンシー◇150
・ふんかだん&格闘道場140×2
の2プランです。この状況に持っていくためにワンダーラビリンスとクラッシュハンマーを駆使します。クラッシュハンマーで1回でも表が出れば有利対面になります。アルティメットレイ前に三神さえ倒せれば負けることは少ないでしょう。相手は基本的にセキタンザンVmaxを無視してベンチをボスの指令で呼び出して戦うことになります。なのでデデンネGXを使用しても相手のサイドプランが2-2-2から2-3-2に変わるだけなので、他デッキに比べて使用に問題はありません。
またこのデッキのザマゼンンタVは基本HPが230点なのでガラルネギガナイトVで倒しやすいです。

・対ムゲンダイナ 7:3 有利

タイプ相性で圧倒的に有利です。注意しなくてはいけないのがガラルジグザグマからのデスカウントGXでセキタンザンVmaxを倒されることなので、40点乗せられてらマオスイで回復しましょう。マオスイが用意できない場合は2体目のセキタンザン準備に入ります。2体目まで倒すのは不可能に近いです。

・雷系統 8:2 有利

こちらもタイプ相性的な問題で有利です。特にクワガノンVはふんかだんだけで倒せるため、あまり障害にはなりません。ムゲンダイナ以上に負ける可能性は低いと考えます。

・小ズガ 6:4 微有利

この対面はセキタンザンVmaxがムキムキパッドとストーン闘2枚付けられるか勝負になります。実質HPが420になるため炎エネルギー9枚必要になります。このハードルはマリィ3枚採用していることから難易度が高いと思います。またワンダーラビリンス◇でスガドーンの必要エネルギーを4枚に出来るので相手が貼ったスタジアムを上書き出来るタイミングで貼れるのがベストです。

・マルヤクデVmax 5:5 

この対面ではワンダーラビリンスを貼ると自分の足を引っ張るだけになります。スタジアムの上書き用以外では使用しない方がいいです。この勝負はどちらが先にVmaxを倒せるのか勝負になりますが、火力の速さは相手の方が早いです。クラッシュハンマーで火力を下げ、ストーン闘でダメージを軽減し先に倒せれば勝てます。ふんかだん&格闘道場&ディアンシー◇の160点×2で丁度320点出せますが、序盤でここまで用意する要求値は高いので難しいです.....

・ミュウミュウ系統 6:4 微有利

先行が取れれば3ターン以内に合計270点出すのは難しくないため有利だとは思います。しかし水パーフェクションはしっかり展開されると2ターン目に360点を平気で出してくるため不利と言えます。クラッシュハンマーで序盤に1回でも表が出れば勝ちやくすなります。

・ルカメタザシアンザマゼンタ 4:6 微不利

セキタンザンに4エネ付いたタイミングでフルメタルウォールGXを使用されるorザマゼンタV2枚用意され、どちらも取らないとサイドを取りきれない盤面にされる、という2パターンで負けます。ちなみにこの対面は制限時間25分では試合が基本的に終わりません(笑)。お互いにダメージを軽減し、決定打を打てないからです。環境に多く存在すると感じたらガラルネギガナイトV2枚目を採用しましょう。

・ガラルヒヒダルマ 3:7 不利

鋼弱点のため環境にはいないと思いますが不利対面です。マグカルゴ・ヤレユータンが倒されていくため厳しいです。ワンダーラビリンスやクラッシュハンマーが効きにくいのも辛いです。
本当に三ザシが環境にいてくれてありがとう(笑)

・ジュナイパー 2:8 不利

この対面は諦めてます(泣)。ギルガルドVのおかげで環境から姿と消してくれると信じましょう。ちなみにチルタリスはストーン闘でダメージ軽減をし、マオスイで回復しているとこれまた25分では終わりません。ボスの指令でサイド差勝ちを狙うしかありません。
こちらも本当に三ザシが環境にいてくれてありがとう(笑)

最後に


今週は私の使用候補デッキを徹底的解説させていただきました!
長くなってしまいましたが、皆様の参考になると嬉しいです。構築の質問や他対面の戦い方など気になることがありましたらお気軽にコメントやTwitterにご連絡ください!

今後も毎週金曜日に上げていく予定ですので「フォロー」お待ちしています!
次回は仰天のボルテッカーのデッキを紹介しながら、CLの優勝予想でもしたいと思います。


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今回はご覧頂きありがとうございました。次の記事でお会いしましょう!

今週の一言

過去一書くのに時間がかかりました.....来週は少し気楽にnoteを書きたいと思います(笑)
シティに向けてのデッキも考えなくてはいけないので大忙しです。

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そして本日は映画「映像研には手を出すな!」公開日です!さっそく見て参りました。皆さんも最強の世界を刮目せよ‼️

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