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【本編無料・双璧のファイター環境大会】第3回ジコチュー杯優勝、ヨマワルイテレオンデッキ&デッキ賞①

こんにちは。ふったか(@fuxtutaka_28)です。
今週は、26名で開催されました私主催の第3回ジコチュー杯の結果について書かせていただきます!双璧のファイター先取り環境で行われた大会の総まとめnoteになっております。

無料部分では大会のデッキ分布と優勝デッキである、ヨマワルインテレオンデッキについて書かせていただきます。優勝者の方に今回もインタビューをさせていただきましたので詳しい解説付きです!
有料部分ではデッキ賞の最新カード、バシャーモVmaxのデッキを公開させていただきます。新弾で注目されているデッキになっておりますのでぜひご購入してご覧ください!こちらもインタビュー付き解説です。
最後に今大会から見えた運営側視点の愛知CLの環境予想と、私が今後注目している、れんげきウーラオスインテレオンデッキについて書かせていただきます!こちらのデッキに関しては随時更新していく予定です‼️
※まだ研究段階なので個人的な完成形を愛知CL1週間前までにはお届けさせていただきます。

無料部分だけでも大ボリュームのnoteになっておりますので、ぜひご覧ください!

デッキ分布について

まずはデッキ分布についてです。双璧のファイター3月5日公式発表カードまで使用可能という先取り環境の中でどのようなデッキ分布になったのでしょうか。

ビクティニVmax系:6人(5人はビクティニVmaxミュウミュウ)
マルヤクデVmax:3人
一撃ウーラオスVmax:3人 
ドラパルトVmax:2人
インテレオンVmax:2人
セキタンザンVmax:2人
ダークパーフェクション:2人
カメックスVmax:1人
バシャーモVmax:1人
連撃ウーラオスVmax:1人 
三神ザシアンドータクン:1人 
レッドパーフェクション:1人
グリーンパーフェクション:1人


というようにビクティニVmaxが多い環境となりました。先行2ターン目のボスの指令&ダイビクトリーという最大ムーブかつ、有利に試合を運べることに注目した選手が多かったのではないでしょうか。個人的には三神ザシアンのオルタージェネシスGXより相手に行動させない悪いコンボだと思います(本当に強力です)。
その次に多いのがマルヤクデVmaxと一撃ウーラオスVmaxの2枚でした。これらはアルティメットレイ前に三神を倒すことしやすいという点から注目されている2デッキなのではないかなと思います。
今回の大会では炎タイプを使用するデッキタイプは合計10個もあることから、水タイプが有利に試合を運ぶことが出来る環境だったのではないかなと思います。そこを読んで水タイプデッキが3個もあったのだと思います。

リセットスタンプの枚数

ここでは愛知CLに向けた考察部分です。今回取り上げるのはリセットスタンプの採用枚数です。私、個人としてはVmaxorTAGチームは1体は倒されることを前提として、1枚はトラッシュに行くor引きたい時に引けるように2枚採用が安定、どんなに攻めるデッキタイプも1枚は保険用に採用しておくというイメージでしたが、今回の選手の皆様はどのように考えられたのでしょうか。

リセスタ枚数

全26名の統計結果がこちらです。やはり2枚採用の方が10名と最大数でした。私と同じ考えの方は多かったのかなと思います。しかし0枚という方が6名もいることに驚きました。この0枚構築は主に攻めのデッキに多かった印象でした。三神ザシアン意識で、先にサイドを先行してそのまま勝つことを考えた選手の方がリセットスタンプに枠を割くくらいであれば、0枚にして他のカードで安定性を高めようと考えたのではないでしょうか。

また、あなぬけのヒモ・ポケモンいれかえの採用枚数ですが、かなりバラバラで図に出来ませんでした。しかし言えるのは、あなぬけのヒモ複数採用が多いイメージでした。なのであなぬけのヒモ対策カードの採用は必要だと感じました。

上位の結果

では26名の上位デッキの結果はどうだったのでしょうか。

1位:ヨマワルインテレオンVmaxデッキ
2位:ドラパルトVmaxデッキ
3位ビクティニVmaxミュウミュウデッキ
4位ビクティニVmaxミュウミュウデッキ

というようにビクティニVmaxがイマイチ勝ち切れない結果となりました。やはりビクティニVmaxの理想ムーブは非常に強力ですが、その動きを安定して出すことが出来るのかと言われると怪しい部分があるのだと思います。
Vmaxデッキはビクティニデッキに先行を取られても、しっかりと対応出来るデッキを考えることが愛知CLにおいては大切なのかなと、この結果から感じました。

優勝デッキ:ヨマワルインテレオンデッキ(デッキレシピ)

こちらが優勝者のショウさん(@4444adgj)が使用なさったヨマワルインテレオンデッキです!

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第2回ジコチュー杯のデッキ賞に続いて第3回では優勝となりました!前回はモクナシゴリラバイウールのインタビューをさせていただきましたが(インタビューnoteを書いておりますのでぜひご覧ください)、今回はこちらのデッキのインタビューをさせていただきました。

優勝デッキ:インタビュー①環境予想

まずは現在の環境をどのように予想されたのかお教えください。

やっぱり一撃、連撃が環境にどんどん増えていきそうだと思っていました。特にバシャーモVmaxはビクティニVmaxに並ぶレベルで強いイメージでした。更にバシャーモVmaxはデッキパターンの幅が大きいと考えているので、出来る範囲と、相手にデッキを読ませない行動が出来ると考えます。ガラルヤドランV&Vmaxもオムスターなどによるグッズロック型で活躍しそうな予感がします。やまびこホーンは発表された時から話題でしたが、いろんなデッキに採用されそうだと思います。ボスの指令とのコンボでサイドを取るプランの他にも、ベンチに埋めるの行為がが非常に強力だと思います。ベンチを埋める=デデンネGX・クロバットV・ワタシラガVを使わせないという意味になるので強力です。
そして三神ザシアンは当たり前で一定数は存在すると考えました。ビクティニVmaxも先行の動きが強いことから母数的には多く、パーフェクションはいろんな型が多いので読みづらく、使用数が高いと思っていました。
一撃・連撃意識は最初にも書いた通り絶対必要だと思いました。マルヤクデVmaxは大型ポケモン環境になっているので多いのでは無いかと予想しました。炎タイプは溶接工が強いことから多いと想定していました。そしてプレイ難易度が求められるドラパルトVmaxは全体の10%くらいはいると予想しました。

優勝デッキ:インタビュー②デッキ選択理由と構築経緯

今回は環境に存在する、いろんなデッキをメタったデッキを作って見ようと思ったところからスタートしました。最初に述べたように炎環境だったのでインテレオンは弱点を突けるため強いと思っていました。ベンチ狙撃の妨害(ベンチバリアのミュウ)などの採用も少ないと感じていたので有利に試合展開を運ぶことが出来ると思いました。また、フリージオは現在の環境に少ないグッズロックが1エネで出来るのがとても偉いと思っています。現在のデッキはあなぬけのヒモやポケモンいれかえに頼っているデッキが多いので、バトル場のポケモンを固定して、グッズロックで止める行為が強力だと考えました。後攻のプランとしてはグッズロックor適当なポケモンを前に出してターンエンドが多いです。マリィ&グッズロックが後攻から決まると相手にかなり高い要求を突きつけることが出来ます。
そしてヨマワルがこのデッキのエンジンになります。手札を3枚トラッシュしてコロトックVやクロバットVでドローする、デッキ自体を強くすることが主な役割です。基本的に基本エネルギー使用対面であれば進化しないで手札の入れ替え装置として活用します。ヨマワルの手札を捨てる効果でボスの指令やローズを落として、ミュウツーの特性で回収出来るのが序盤から非常に安定感を高めてくれます。またエール弾のしたっぱはインテレオンVmaxと組み合わせることで2枚のエネルギー剥がしが出来るので、三神などにはこの行動が強い時もあります。ヨノワール・サマヨールの進化ラインは特殊エネルギーが多い環境であれば2-2枚で採用でも良いと思います。特に今以上に一撃・連撃環境になれば本当に刺さるので大活躍するのではないでしょうか。
ガラルジクザグマは影の支え役です。このカードのおかげで一気にサイドを4枚取ることが出来る盤面があったりします。

優勝デッキ:インタビュー③このデッキを使用する上で大切な考え

プレイングは難易度がとても高いデッキとなっております。バトル場でスタートしたいポケモンの優先度はヨマワルが一番、次にフィオネかジグザグマ・コロトック・ミミッキュになります。これらのポケモンは逃げエネルギーが0ということと、回収ネットで回収出来るカードが多いので次点で選びます。2ターン目などに前にエネルギーをつけて逃げながら、ローズでエネルギー加速も出来るので逃げエネルギーが無駄になりません。。3番目にフリージオ・インテレオンVになります。後攻の時に相手にデッキを想定させたくないため、フリージオ・インテレオンVは3番目の候補になります。フリージオは現環境に少ないグッズロック要素なので隠し球として使用したいです。スタートするポケモンが一番悩むとことです。
また、このデッキのドローは最大でコロトックVの特性で4枚・クロバットVで6枚・マリィで5枚と最大で1ターンで15枚以上は山札から見れるようになります。この行動のためにはヨマワルで不要なカードをトラッシュするエンジンに非常に大事になります。カード使用の順番は様々なパターンがありますが、ローズを使用した後にコロトックVを使用したいです。またポケギア3.0でローズを引きにいきたい時もあります。
博士の研究の枠は負け筋を減らすためにサカキの追放を採用するかも悩んだのですが、今回は安定択を選んで博士の研究にしました。。
ミュウツーの特性でデッキトップに持ってきたカードはコロトックV・ポケギア3.0・クロバットVでドロー出来るため使用したいサポートを使える可能性はとても高いです。逆を言うと様々な行動が出来るので難しいということになります。

優勝デッキ:インタビュー④対戦した中で活躍したカード(2枚)とその活躍ポイント

全部のカードが活躍します。このデッキの中に無駄なカードは本当にないです。しいて今回の大会中に活躍しなかったカードは詰めタイミングで使用することが多いミュウツーと、リセットスタンプです。序盤の方で相手を詰ませることが出来たので使用するタイミングがありませんでした。

優勝デッキ:インタビュー⑤愛知CLでの注目デッキ・優勝予想はなんですか。

まずは今後のポケモンカードの環境予想を教えてください。

個人的にはバシャーモVmaxに注目しています。バシャーモVの210点がほとんどのVポケモンを倒すことが出来るので非常に強力だと思っています。後攻1ターン目に溶接工連撃エネルギーで210点でサイド有利を取れる動きが強力だと考えます。またVmaxも上下共に強く、ダイブレイズで130点でエネ加速&モミで組むとバシャーモVmax攻撃回復ループでデッキを組むことが出来ます。炎エネルギーを沢山、連撃ポケモンに加速しておいて、ヒードランGXで奇襲するなどのプランも取れるので非常に強力な1枚だと思います。210+130で全てのVmaxが2発圏内であること強さの一つです。メモリーカプセルと組み合わせることも強そうだと感じます。また、このデッキもサブポケモンに何が入っているか予想が出来ないため相手が何型かの予想が出来ないデッキであると思います。

次に愛知CLでの優勝デッキ予想をお願いいたします。

かなり難しいですが、無難にいうと三神ザシアン、ダークホースで連撃ウーラオスになると思います。連撃ウーラオスはベンチバリアのミュウだけで対応できるデッキではないので構築次第では可能性は高いと思います。またグリーンパーフェクションは強い動きが多いので勝てそうだと考えます。2エネでラフレシアGXのだいかいかが先行でも使用でき、そのまま勝てるプランがあるのも良い点です。モクナシの安定さと、先行でも勝てるプランの2つがあるのが良いと思います。そこを対策したプレイヤーがシャドーボックスミミッキュで対策してくるのではないでしょうか。

優勝デッキ:ふったかの総評

ショウさん今回もインタビューをさせていただきありがとうございました。
そして優勝おめでとうございます!
このデッキは個人的評価として芸術作品のように感じました。1枚1枚のカードが絵具のように組み合わさり、どこにも無駄な要素がなく難易度の高い絵画のように感じました。ショウさん自身は毎日デッキを作っていらっしゃるそうです。ポケモンカードに生活で許される時間をなるべく注ぎ込んでいるからこそ・様々なデッキを吸収して考えているからこそ、このデッキが生まれてのではないかなと思っています。また水タイプのデッキと言えばユキハミですが、それが不要なシステム作りに感動しました。新たなベースコンセプトを生み出す努力と、大切さをとても感じました。私もプレイヤーとしてもっと努力したいなと思わされました。

ショウさん、今回も本当に素晴らしいインタビューでした!!2連覇お待ちしております!!!!

有料の前に

毎週金曜日にポケカnoteを書いております。宜しければ「フォロー」お待ちしています!
来週はもう一つのデッキ賞であるバズーカ三銃士のヤナギラスさんによるカメックスVmaxデッキのデッキレシピとインタビューを書かせていただきます。次回も大ボリュームになりますのでお楽しみに!

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ここから先は有料にはなりますが、第3回ジコチュー杯デッキ賞の、しらいしさん(@shiraishi_poke)バシャーモVmaxのデッキ紹介とインタビューになります。もちポケチャンネルさんのデッキを参考にして作られたデッキということですが、安定感をより高めた新弾の注目カードを使用したデッキタイプになりますので、ぜひご購入してご覧ください!

最後に今大会から見えた運営側視点の愛知CLの環境予想と、私が今後注目しているれんげきウーラオスインテレオンデッキについて書かせていただきます!
デッキ内容は随時最新版に更新していくのでお楽しみに!

ぜひご購入をお待ちしております!

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