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感情だけの「終のステラ」感想*微ネタバレあり

家族愛だ
とにかく壁紙のスライドショーに終のステラの画像を入れたいが、どれにしようかな
選んだ
エンディング中の銃と、花のモニュメントにした(ネタバレ配慮)

二人の関係性がとてつもなく素晴らしかったこと、
デリラの背景が人間的であり、酷く儚く感じたこと、
これらはもしかしたら当たり前に感じることかもしれない

それらの中で特に僕がひどく感じたのは力を持たないものに対する残酷な描写である。
荒廃的な世界観ではそれぞれが必死に、生き延びるために、他から自由を奪う。
ジュードとフィリアは旅の途中に色々な団体と遭遇し
その団体はジュード達から色々な何かを奪って、自分たちが生き残ろうとしていた。
今までもそうしてきたように。
だがジュードは力を、知識を持っていて、
その力によってフィリアを、自分を守ることができた。
俺はジュードの知識から来る力に、惹かれた。
力が、欲しい。
ジュードがここまで生き延びれ、死に方を選べたのはこれがゲームだからであることはそうなのかもしれない。
だが、それでも、自分の人生を彩るための力が欲しいと強く感じた。
個性が、欲しい。
ジュードがフィリアに受け渡したように
僕も何かを、誰かに、渡せないか
そんなふうに、強く生きる気力を与えてくれる作品だった。

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